蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

善光寺へ

2009年04月10日 | 安曇野を離れて

善光寺本堂北側をバックに七分咲きのしだれ桜


「遠くとも一度は詣れ善光寺」 安曇野から近いので、七年に一度の「御開帳」善光寺を参詣す。

善光寺山門へ続く大通りは、祝賀ムードいっぱい


善光寺郵便局でも記念切手を販売していたのかな?


善光寺は昔から宗派を問わず、男女を分かたず参詣できたことが人気の秘密だという。
私は加えて「善光寺」のこの文字が好きだ。善の羊扁のちょんちょんは鳥(鳩に見えるけど)のマーク


秘仏公開が七年に一度というのがいかにも霊験あらたかな気持ちにさせるようだ。でもその秘仏は代々の住職も見たことがないという善光寺独特の一光三尊阿弥陀如来
では何を拝むのか?
身代わりそっくりさんの「善光寺前立本尊(まえだちほんぞん)」です。
本堂奥深くにご開帳されたその仏像とお柱を結び、お柱(回向柱)に触れることが、前立本尊に触れるのと同じ巧徳を得るという。

回向柱は伝統的に長野市松代の山から切り出される

なんだかまどろっこしい気もするが、秘密に弱い人間の性質のなせる・・・余計なことはいうまい。
いつかいいことあるだろう。
午前8時半に到着した頃はすいていたが、帰る頃は大盛況だった。

お参りと
御印文頂戴(本尊の分身とも言われる宝印を頭に押してもらうと極楽往生のご利益が得られる)
を経験した。長生きを望まないけど適宜安楽に・・・・どうぞよろしく


余談
善光寺は特定の宗派をうたっていないが、「天台宗」と「浄土宗」が支援している。
隣の長野県信濃博物館にて開催中の「“いのり”のかたち―善光寺信仰展」とのカップリング道中でした。
長野県信濃博物館の館長は、安曇野ちひろ美術館館館長・松本 猛氏。
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稲作の手伝い・播種編

2009年04月08日 | わいわい農園
畑の師匠は松川村の大型稲作農家で、たくさんのお米を作ります。
そこでハウスでの播種作業の手伝いに行く。お邪魔虫にならぬよう・・・・
現場は先日の屋根張りをした、私が借りているわいわい農場のハウス。

ビニールを敷くのは何故?
聞き忘れたので考える。散水の水分を保留するためかな?

ではスタート!
午後1時半、自動播種機のスイッチ・オン。ごとんごとんとコンベアに乗ってトレーが前進する。

82歳の老婦人は、トレーを乗せる係


まず「水稲育苗培土」がトレーに均等に撒かれる
次に水を撒く
トレーはさらに前進し種もみが均等に播かれる
さらに前進し「水稲育苗培土」が均等に撒かれる。


つまり種もみのサンドイッチ・トレーが現れる


トレー9~12枚を専用(一輪車)台車でハウス内に運び込み、奥から順次敷き詰める

両サイドの横にわたるパイプは自動散水栓だ。

総勢6人が2時間半で578枚を完了!
この播種は「大雪渓」など酒造会社に納まる”みやまにしき米”ですって。

えっ私の仕事は何だって?
サンドイッチ・トレーのお出迎え→台車に搭載。培土空袋の片付けなどでした。
翌日は、朝から食用”こしひかり米”の播種作業だった。

今のところ筋肉痛も腰痛も一切ありません・・・・はい。
トレッキングの効用か、はたまた数日後にドド~ンと襲来か?

おまけ
サンドイッチ・トレーが落下しないように先端にストッパーがついているから、作業がおくれても安心。必要は発明の母

余談
一輪車で運び込む回数が多く、トレーを敷き詰める作業もなかなか大変だ。
機械化できるなら、コンベアの3連式延長だろう。奥までコンベアを繋ぎ、1連づつ分離してゆく。
トレーの敷き詰め作業まで機械化出来るなら、農業用トラクターにトレー着脱ジョイントをつけ運搬と設置・・・・・などとと思ったが、ちょっと無理そうだね。
そうだロボットの登場を待とう。

コスト度外視の発想だけど、いずれ採用されるアイディアだと自画自賛。
いやいやもう出遅れアイディアかもしれない。

農業は法人化される傾向にある。レンタルや共同管理で、日本のお米や野菜を守って欲しい。
中国産コシヒカリが美味しいとか安いとかのニュースは聞きたくないなぁ。

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ひつじ屋インド支店

2009年04月07日 | 安曇野とその周辺

上天気! 穂高神社の淡紅色の梅の大木

5月の大遷宮祭の開催を祝っているよう


ご無沙汰の穂高駅前ひつじ屋さんへ
あらら、店内に素朴な標識が。インドのアクセサリー・手刺繍のバッグやスカーフを並べ販売されている。



昨年のインド遊吟旅行以来すっかりインドにはまったひつじ屋さん
ニックネームの「ガンジー」もすっかり板についてきた。

おまけ
入口左手の書籍コーナーに『インド共和国がよ~くわかる本』を置かせて頂いています。
興味ある方は覗いてください。おっと蔵くら著ではありません・・・念のため
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きゅうちゃん

2009年04月06日 | 安曇野とその周辺
穂高駅前・ひつじ屋さんはどんどん進化発展するので、ちょっと油断すると色々な活動が拡大しています。
久しぶりに立ち寄ると、イギリス人「チャーリーさん」が隣席におられた。

そこで紹介されたのが「きゅうちゃん」平和の鳩です。折り紙の鳩を多くの人に手渡して世界に広めようというもの


折り紙の抑えた色使いが素敵です。

きゅうは憲法九条の『きゅう』。鳩の音読みは『きゅう』
「鳩舎(きゅうしゃ)」京都にはお香・和文具・和紙ほか「鳩居堂(きゅうきょどう)」など・・・
ぴったり出来すぎだよ

折り鳩の羽ばたく様子←ここで見て。
はい、私も上手にできました。折鶴のように立たないのが残念。
しかし尻尾を上下に振ると左右の羽がパタパタと動くのが楽しい。


折り紙にはQRコードが印刷されているので、携帯電話のカメラ(バーコードリーダー)からサイト閲覧が出来るしかけもあり。

帰宅後、ゆっくりホームページを覗くとなかなかタフな有名人でした。

紹介記事から転載。
「チャールズ・ワードが自転車で日本一周の旅へと出発したのは、2006年の春でした。彼は1年間の旅の間に、何千枚もの写真をとりました。この写真はその中の1つです。最初は有機農場でボランティアとして働きながら旅を続けていましたが、ある日、それをやめ、「きゅうちゃん」という名の折り紙の小鳥といっしょに、自分なりの平和活動を開始しました。」

おまけ
海外旅行に出るときは折り紙を持参し、ツルを折って遊んだなぁと懐かしく思い出す。
ご婦人は「キュート!」子ども達には「ワーォ!」と感激させ一緒に折ったこともしばしば。風船を折ったり新聞で兜を作って遊んだこともあったっけ・・・・・・
今は昔
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春うらら

2009年04月03日 | つれづれ思うに

かなりの古木に新しい命を宿す桜

4月1日上野公園・東京国立博物館の庭にて
千葉在住の友人と「阿修羅展」へ。予想していたとはいえ、
かなりの混雑だったが堪能できた。圧倒的なスケールで、
立派な特別展である。

ぼんやり春うらら・・・燕岳から常念岳方面への縦走尾根


こちらもぼんやり春うらら・・・松川村から眺める爺ケ岳や鹿島槍(右の二山)
コメント (2)
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