善光寺本堂北側をバックに七分咲きのしだれ桜
「遠くとも一度は詣れ善光寺」 安曇野から近いので、七年に一度の「御開帳」善光寺を参詣す。
善光寺山門へ続く大通りは、祝賀ムードいっぱい
善光寺郵便局でも記念切手を販売していたのかな?
善光寺は昔から宗派を問わず、男女を分かたず参詣できたことが人気の秘密だという。
私は加えて「善光寺」のこの文字が好きだ。善の羊扁のちょんちょんは鳥(鳩に見えるけど)のマーク
秘仏公開が七年に一度というのがいかにも霊験あらたかな気持ちにさせるようだ。でもその秘仏は代々の住職も見たことがないという善光寺独特の一光三尊阿弥陀如来
では何を拝むのか?
身代わりそっくりさんの「善光寺前立本尊(まえだちほんぞん)」です。
本堂奥深くにご開帳されたその仏像とお柱を結び、お柱(回向柱)に触れることが、前立本尊に触れるのと同じ巧徳を得るという。
回向柱は伝統的に長野市松代の山から切り出される
なんだかまどろっこしい気もするが、秘密に弱い人間の性質のなせる・・・余計なことはいうまい。
いつかいいことあるだろう。
午前8時半に到着した頃はすいていたが、帰る頃は大盛況だった。
お参りと
御印文頂戴(本尊の分身とも言われる宝印を頭に押してもらうと極楽往生のご利益が得られる)
を経験した。長生きを望まないけど適宜安楽に・・・・どうぞよろしく
余談
善光寺は特定の宗派をうたっていないが、「天台宗」と「浄土宗」が支援している。
隣の長野県信濃博物館にて開催中の「“いのり”のかたち―善光寺信仰展」とのカップリング道中でした。
長野県信濃博物館の館長は、安曇野ちひろ美術館館館長・松本 猛氏。