蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

燕岳~常念岳 総集編1

2013年07月18日 | トレッキング
移住2年後の2007年 松本市の市民登山に参加し、初めての本格登山、常念岳へ登った。

その後、山の会で近隣から見えるいくつかの北アルプスや里山歩きを体験。

当初の計画から夢だった山行が、今回の『燕岳から常念岳縦走』

よく言われる北アルプス表銀座コースは、燕岳~大天井岳~槍ケ岳~上高地へ抜けるルートらしい。

さて老後の鑑賞用にまとめておこう(美しい画像はネット上に山盛りあるから検索してね)

7月13日(土)8時、ポツリポツリ雨のなか、中房温泉からスタート
     

晴れ女の威力も発揮できないまま、まもなく終盤へ。

明日はあの尾根を左(大天井岳:おてんしょうだけ))方面へ歩くのだ。


燕岳まで最後の樹林帯のシャクナゲ


燕山荘へあと一歩の階段手前に・・・コマクサのお出迎えを受ける。いつ見ても可憐である。
寒さに耐え、やっとの思いで顔を出す健気さに胸を打たれる。


リュックを山荘に預け、いざ燕岳頂上へ


往復1時間ほどだが、暴風雨になり寒い。砂礫に足をとられながらバランスをとる。

頂上にて恒例の”おめでとう握手”と記念写真

帰路から見るイルカ岩


やれやれ
こんな天気に何故歩く?

松本ヒマラヤ友好会の鈴木理事長さんは、どんな状況でも的確な判断で安全を確保してくださる。
雨具の着脱ひとつでも、あと30分様子を見ましょう・・・・

合わせるように雨が止んだり降ったりする


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無事下山

2013年07月15日 | 携帯投稿
画像は常念小屋のバルコニーからも見えた槍ヶ岳です。

常念岳へは今日午前中に登山し、小屋でランチを済ませて帰路へ。

午後4時に一ノ沢登山口着、その後自宅に帰着しました。

メンバーに助けられ、怪我もなく感激です。

何度参加しても初心者で、情けない!

デジカメ画像に良いものがあれば、後日アップします。

会の皆様ありがとうございました。
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有明山

2013年07月14日 | 携帯投稿
私の有明山
大天井岳から常念岳への縦走道から左に見えます。

有明山の裏側ね。
岩だらけの道だから気を抜けません。おまけに雨と強風にあおられ寒かったです。

谷側からの吹上げに体が揺れる~。
何はともあれ、念願の7時間縦走でした
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大混雑

2013年07月14日 | 携帯投稿
一日目の山小屋、燕山荘2階の通路。

この前に居並ぶ行列は、朝食の順番待ち。リュックの数だけいるわけで…

毎度の快眠快食快便(こちらはまだ停滞中だけど)
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燕から常念岳縦走

2013年07月13日 | 携帯投稿
長年の懸案だった山行。
安曇野平から見える縦走です。

燕山荘到着しました。燕岳へ登りました。

雨と風に寒さも加わり、しんどかった。
でも思い出になる山行です。

明朝6時半に山荘を出発して、大天井岳~横通岳~常念岳で小屋泊まりです。

久しぶりで明日の筋肉痛が心配。

燕山荘のカフェのストーブ前で、雨具の上着を乾燥させながら…
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チベットかあさんの手作り「カンビル」

2013年07月10日 | 海外旅日記
投宿のミラズハウスでは、オーナーのおかあさんとオーナー夫妻と娘の4人暮らしです。
毎食1階で、家族一緒に頂きました。

ある朝招集がかかり、「カンビル焼くよ」とおばあ様の手作りパン焼きを見学。
庭の片隅にあるしごくシンプルな”パン焼き窯”


前夜に小麦粉と水とベーキングパウダーをこねて、寝かせておき、すでに成形されていた


焼き道具は、硬そうな石板


燃料は牛フンと木材


燃焼部分で焼き加減の微調整


見学と撮影席


次から次へと手際よく焼きあげる。1枚が3分くらいかな?
おそらく40個ほどあったろうか


中にハート型があり、私が頂戴した


焼き立ての素朴な美味しいパンです。
ぽっこり膨らむので、割って中にジャムやお総菜を挟んで頂きます。
そうね、日本でも最近はやっているフォッカチャに近いかな?

チベットかあさんは、その上品さと教養の高さと慈愛に満ちたまなざしに感銘して
オーナー夫人にお聞きすると、かつて学校の先生だったとか。

チベットかあさんにもう一度お会いしたい!












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ポプラとヤナギ

2013年07月09日 | 海外旅日記
ラダックでは村の中も沿道も、ノッポのポプラと丸っこいヤナギが、コンビで連なっていることが多い
いずれも建材として使われるので、あちらこちらで植栽していました。


最初は丸いっこい樹の種類がわかりませんでした。
近くで葉をよく見るとヤナギに似ています。

帰国後調べると、やはりヤナギでした。

日本の感覚ではヤナギは一般的に”シダレているヤナギ”と認識するが、世界の分布では350種類もあるそうな。
きっと里山や川の淵にも知らない丸っこいヤナギが、あるのでしょう。

そういえば柳行李と言って昔は衣服の収納箱として、また旅行鞄として活躍していた道具の材料が
ヤナギの一種でした。




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ゴンパ巡り2日目の後篇

2013年07月08日 | 海外旅日記
さて
インダス川にかかる橋を渡りしばらくで、楽しみなアルチ村へ到着した。

ここのゴンパ(僧院)は山岳部でなく平地の、ごく普通の村の中にあった。
11世紀ころの創建といわれているが、もう少しくだってのころという説もある。
壁一面に見事な壁画が鮮やかに残っている。最近まで撮影禁止だったらしい。

創建当時の僧がカシミールから連れ帰った仏師や絵師が、カシミール様式の仏教美術をもたらし、
世界的にも有名な壁画や曼荼羅を遺したといわれる。

お堂の売店でかったガイドブックから
曼荼羅の一部を拡大撮影)


どうです!
斬新なデザインと赤とブルーの見事な彩色


ノーフラッシュなら撮影OKになったのは最近のこと。
宿のオーナーで、ガイドも兼ねるツェワン氏は「え~知らなかった」と嘆くことしきり。
結局、観光客が多く、私のカメラ技術ではうまく撮影できなかった

アルチには4つの僧院があり、見学したのはアルチ・チョスコル・ゴンパ

なかでもゆっくり見て撮影できたのは三階構造のお堂。高さは10メートルくらいで中は吹き抜け。

入口は小さく、日本の旅籠の軒下の様にかがんでくぐる。

細かい木造彫刻に驚く


奥の3壁に高さ5メートルの3体の菩薩が並ぶ。観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩
たしかこれは弥勒菩薩。


写真を拡大すると爪には白いマニュキュアが施されていた。
これは元来のものか保存修復によるものか分からない。
下の衣はまるで今風スパッツに見えるじゃん?
とにかく繊細な彩色が見事でした


鮮やかな壁画や仏像が所せましと詰まった、まるで宝箱だ。


隣の建物もその奥の建物を見学したが、この僧院は少人数で管理されているため、ひとが集まると頑丈な南京錠を開けてくれます。やはり中は立派でした。


見学を終え、数件の土産物屋さんが並ぶ道を歩いていた時、おじいさんにナンパされた。
おじいさんに見えたけど、チベットの人は皺が深いので、案外私より若かったかもしれない。
マニ車をまわしながら、「一緒に歩こう」というしぐさで声をかけられた。

はっと思い出した。ダラムサラでも見かけた光景。
チベットの人々は、時間があるとマニ車を回しながら、長い散歩をする習慣がある。
いつまでかかるやら?丁重にお断り

帰り道の角で先ほどの紳士が石垣に座って笑っている。上品な方でした。
記念に写真を撮らせていただきました。


インド卒業旅行のはずが「今度来たらまた会えるかな?」
どうも決心が揺らぐのはこんな時です。

購入のガイドブック。350ルピーだったような・・・・


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ミラズハウスの客室構成

2013年07月06日 | 海外旅日記
ラダック滞在でお世話になったゲストハウスの客室案内。
トイレ&シャワー室の有無とバルコニーの有無、エクストラマット可能室に分かれる4室である。
ツインベッドを基本に一人利用二人利用で価格設定されている。



とにかく寝心地がいい。ぐっーすり寝られる。
オーナーの話では、マットはそれはそれは探したとさ。
「決して高級ホテルのベッドにも負けない」とのこと


確かに
いいねいいね!

トイレとシャワー室


洗面台


ツイン仕様だけど一人使用なので少し割高

街中の喧騒を離れた別世界である。

参考まで他の部屋写真

小部屋つきの部屋。ここでも寝られる


その他の部屋


共同のシャワー&トイレ&洗面台


バルコニー付の部屋もある。バルコニーで寝るのも気持ちよさそうだ

屋上への階段
寝袋持って屋上で寝るのも夏ならGood!
満天の夜空と流れ星はお約束だもんね

ミラズハウス客室案内ページ

レートは1Rs.1.8円の時でした

6月~8月が私のような素人にはベストシーズンです。

太陽熱温水器のおかげで、シャワーはすこぶる快適でありました。


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ゴンパ巡り2日目の前篇

2013年07月04日 | 海外旅日記
ゴンパとはチベット仏教の僧院のことです。

ガイドブックを眺めた時からの念願の地、アルチを目指す。
途中リキルという僧院に寄るつもりが、訳は分からないが閉鎖中だった。

インダス川にそって北へ向かう


ひたすら走る。


砂漠に岩があるような景色


道路はつぎはぎだらけでなく美しい舗装が続く


オアシスのようにポプラが並ぶ。小さな村を通過しているのだろう。



手前の川インダスと向こうから来るザンスカール川が合流し、インダス川として右へ流れてゆく


北からレー方面へ行くトラックとすれ違う。久しぶりに見る装飾トラック


この辺りから進入したかな?同じような景色が続くので、記憶が鈍い
リキルゴンパは閉鎖中だった。


まもなく川を渡る。橋ごと落っこちないか心配なほどシンプルだ


欄干にタルチョがはためく。橋が落ちないように祈っているわけじゃないと思うけど・・・・


休憩したり撮影したりで、ゲストハウスを出て1時間半ほどだったか。

いよいよアルチに到着だ。

余談
ラダックは北のカラコルム山脈と南のヒマラヤ山脈に挟まれた地域。
インダス川の水源はヒマラヤ山脈の北方のチベット高原にあり、ラダックを通過しパキスタンへ流れてゆく。

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