絵も好きだけれど、写真を見るのも好き。今朝の日曜美術館、メインのヌスバウムも素晴らしかったけど、京都(だったかな?)でサラ・ムーンも写真展をしているそうで、こっちでもまたやらないかな、、と。
昼間、ふらっと入った本屋さんで買ったのが、ハービー山口さんの『女王陛下のロンドン』。ハービーさんは、ミュージシャンの写真で有名な方だと思っていて、頁をめくったらジョー・ストラマーや、ジョニー・ロットンがとても素敵に写っていた。ハービーさんの写真は優しい。ボーイ・ジョージやD・シルヴィアンや美しい男の人が好きなのかもしれない。
とても有名な人だと思っていたから、このエッセイで「人生の要領が悪い僕は・・」と、無名時代のことに触れているのを読んで、そうだったのか、と。。ハービーさんがエルスケンの事を書いていたのも何か嬉しかった。
エルスケンを知ったのは93年のBunkamuraでの回顧展。当時まだ東京に住んでいなくて、用事で上京するたびに何か展覧会を観るのが楽しみで、エルスケンは確か写真展のポスターだけ見て何も知らずに出掛けたんだっけ。。その時のカタログをめくる。サンジェルマン・デ・プレやアムステルダムの、パブで酔いつぶれる男や、娼婦が写っているけど、みんな決して美しい姿をしているわけでもないのに、どこか自分の人生をちゃんと受け入れてる顔をしているのが素敵で。象を追いかけ続けて疲れて死んだ男とか、、なんか納得した顔をしているし・・エルスケンが人間をとても愛してるように見えたし、愛してる、と思った人間を撮ったのだと思った。
・・私は、人間を愛しているかと聞かれたら、自分しか愛していないとも思えるし、誰かを死にそうな位愛しているかもしれない、とも思える。それすら身勝手だと思うから、ハービーさんやエルスケンのような優しい写真を見たいと思うのかもしれない。
昼間、ふらっと入った本屋さんで買ったのが、ハービー山口さんの『女王陛下のロンドン』。ハービーさんは、ミュージシャンの写真で有名な方だと思っていて、頁をめくったらジョー・ストラマーや、ジョニー・ロットンがとても素敵に写っていた。ハービーさんの写真は優しい。ボーイ・ジョージやD・シルヴィアンや美しい男の人が好きなのかもしれない。
とても有名な人だと思っていたから、このエッセイで「人生の要領が悪い僕は・・」と、無名時代のことに触れているのを読んで、そうだったのか、と。。ハービーさんがエルスケンの事を書いていたのも何か嬉しかった。
エルスケンを知ったのは93年のBunkamuraでの回顧展。当時まだ東京に住んでいなくて、用事で上京するたびに何か展覧会を観るのが楽しみで、エルスケンは確か写真展のポスターだけ見て何も知らずに出掛けたんだっけ。。その時のカタログをめくる。サンジェルマン・デ・プレやアムステルダムの、パブで酔いつぶれる男や、娼婦が写っているけど、みんな決して美しい姿をしているわけでもないのに、どこか自分の人生をちゃんと受け入れてる顔をしているのが素敵で。象を追いかけ続けて疲れて死んだ男とか、、なんか納得した顔をしているし・・エルスケンが人間をとても愛してるように見えたし、愛してる、と思った人間を撮ったのだと思った。
・・私は、人間を愛しているかと聞かれたら、自分しか愛していないとも思えるし、誰かを死にそうな位愛しているかもしれない、とも思える。それすら身勝手だと思うから、ハービーさんやエルスケンのような優しい写真を見たいと思うのかもしれない。