ジム・キャリーが好き。。という話は何度か書いてますが、
日本のお笑い芸人さんとは違う意味で、笑わせてくれる俳優さん、好きなんです。
佐々木蔵之介さんもそうだし、大泉洋さん、大好き~! 見てるだけで幸せな気分になれます。
ベン・スティラーも、ウィル・スミスも、、そばにいたらいつも笑わせてくれそうだし、
ウォーケンに、ウィレム・デフォーの笑いも、欠かせません。
、、そんなわけで、たくさん笑える映画を3つ。 音楽つながりで。。新しいとこから。
『ラブソングができるまで』(原題:MUSIC AND LYRICS)2007年
これ、シネマ番組で紹介されるたび、観たくてたまらなかった作品。
観たいのは、ヒュー・グラントのPVだけ(!)、、だったんです(失礼)。
80年代に売れたPOPシンガーの片割れで、「あの人は今、、」状態のミュージシャンの話なんだけど、
売れた当時のPVが、フルで見られるのが80年代ポップを知る人には爆笑もので。。
素晴らしい出来栄えですよね、これ。 このままCD化できる位のイイ曲だし、、
ヒュー、歌うまいのにも驚きだし、何と言っても、前髪ぱらりのデュランデュラン頭で、
腰振りダンスをする見事さ!(お腹まわりの寸法が、ちょっとかなしい、、笑)
、、ところどころ出てくるアーティストの名前とかシュールだし、、ブラックな笑いもあるんですけど、、
ストーリーは日本語タイトルのとおりのお話で、なんてことない展開ではありますが
イベントでかつての歌を披露する(遊園地とか、同窓会場とか、なんだよ)ヒューが
ぜんぜん卑屈そうじゃなくて、楽しげに腰を振ってみせる姿がだんだん素敵に思えてきて
愛らしく励ますドリュー・バリモアも可愛くて、マネージャーもいい人で、
なんだか、前向きでいい人しか出てこない映画なんだ、、、これが。。
目尻に皺の寄った、おじさんになったな~~、、のヒューの体当たりの演技に、大拍手!
の映画でした。
『アメリカン・ドリームズ』(原題:AMERICAN DREAMZ)2006年
同じくヒュー主演。。
、、で、今きづきました。 何でコレ、日本劇場未公開なの?!
全米で大人気だったスター発掘のオーディションTV番組、、その毒舌司会者役がヒュー。
ハイテンションでニカっと笑いながら出場者に罵声を浴びせる、、これが出来るのもヒューだけです。
こういうシチュエーションだけ初めから知っていて、、でも、何故これが映画になるのかな?
とちょっと不思議でいたら、大統領ネタが重要に絡んでいたのですね。
対テロ戦争に世論の不信感がつのりはじめた昨今、デニス・クエイド扮する大統領が
「うつ」になってしまう。。自信喪失で、ひきこもり状態になってしまった大統領の
信頼性アピールと、人気復活のために、補佐官ウィレム・デフォーは人気番組「アメリカン・ドリームズ」への出演をもくろむ。
、、いままで、(デニス・クエイドという俳優さんて、、どうなの、、?)という印象だった私ですが
大統領役最高!素晴らしい。。 デフォーはいつもながら、、爆笑。
で、、さらに恐ろしいことに、このオーディション番組に、対テロ戦争の当事国からの出場者が、、
、、、このあたりのブラック加減が、劇場未公開の所以なのでしょうね。でも創ったのは
当のアメリカなんだから、映画業界まだまだ捨てたものではありません。大拍手!
『世界で一番パパが好き!』(原題:JERSEY GIRL)2004年
なんでこれが音楽つながりの映画なの? 最近のでもないし、、
なんですけど、ホントはこれが一番書きたかったの。。 原題を見て、ピン!と来た方、、
そしてニヤリ、として(見てみようか?)と思った方、、以下は読まないほうがいいかも。
私も、ピン!と来て、あぁわかったよぉ~(微笑)、、と思いました。
この監督さん、ケヴィン・スミスなんです。
過去には『ドグマ』とか『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』とか撮ってます。
両作品とも、ベン・アフレックとマット・デイモンの仲良しコンビが、
まるで爆笑問題の凸凹コンビのように出たりしてます。。 つまり、『世界で一番~』も
単なるハートウォーミング映画じゃないんです。 お子様とご一緒に、は見れません(笑)。
ちょっと話が逸れましたが、この監督、ニュージャージー出身なんです。
で、かなり思い入れがあるようなんです。
『世界で一番~』は、その思い入れだけの為に撮った映画だろお、おそらく。
NYの一流広告マンだったベンの奥さんが、出産で不幸にも亡くなってしまう、女の子を遺して、、
子連れビジネスマンになった彼は、それから大失敗をやらかし、地位も無くして、
故郷のニュージャージーの実家へ戻って暮らし始める。
NJの素朴なんだか、人懐こいひとたち。あっけらかんとした田舎娘風のリブちゃんも
はまり役。
成長していくおしゃまな娘も超カワイイ。
そんなほのぼの、、、の生活なんだけど、ベンとしてはもう一度NYで花咲きたい。
、、そんな再帰を賭けた面接に挑む時にバックに流れて来るのが、、そうですよ! ボスですよ!
NJとNYを結ぶのは、ボスの歌しかないじゃありませんか。
男として仕事で成功したい気持ちと、心なごむ家庭を捨てられない気持ちと、、
そのあたりはけっこう難しい問題だなあ、、、 と、この展開でいいのか、ベン? と
思ったりもするけれど、、 そこは一応ハートウォーミングコメディだから。。。
で! エンディングなんです、この映画の総ては。。 (以下ネタばれ)
エンドクレジットと共に爪弾かれるベースと湧き上がってくる歓声。。 (思ったとおり!!)
「JERSEY GIRL」、、しかも、あのNJでのLIVEバージョンですよ。
、、(河を越えて、NJへ行くのさ)、、という所で(きゃぁぁー!)とあがる歓声。
、、(海辺へ降りればすべてオーライさ。。)、、でまた、(きゃあぁ!)。。
、、(君と、君のBabyと、土曜の晩なんだぜ)
、、(ジャージーガールに恋しちゃったんだからな)、、、
はい。すべてはこの歌のために創られた映画ですよね~、ケヴィン監督。
以前に、ボウイを使ったウェス・アンダースン監督の映画のこと書きましたが(>>)
こういう「愛」のある映画(つたわる人にしかつたわらないけど、、)、、大好きだよ。
日本のお笑い芸人さんとは違う意味で、笑わせてくれる俳優さん、好きなんです。
佐々木蔵之介さんもそうだし、大泉洋さん、大好き~! 見てるだけで幸せな気分になれます。
ベン・スティラーも、ウィル・スミスも、、そばにいたらいつも笑わせてくれそうだし、
ウォーケンに、ウィレム・デフォーの笑いも、欠かせません。
、、そんなわけで、たくさん笑える映画を3つ。 音楽つながりで。。新しいとこから。
『ラブソングができるまで』(原題:MUSIC AND LYRICS)2007年
これ、シネマ番組で紹介されるたび、観たくてたまらなかった作品。
観たいのは、ヒュー・グラントのPVだけ(!)、、だったんです(失礼)。
80年代に売れたPOPシンガーの片割れで、「あの人は今、、」状態のミュージシャンの話なんだけど、
売れた当時のPVが、フルで見られるのが80年代ポップを知る人には爆笑もので。。
素晴らしい出来栄えですよね、これ。 このままCD化できる位のイイ曲だし、、
ヒュー、歌うまいのにも驚きだし、何と言っても、前髪ぱらりのデュランデュラン頭で、
腰振りダンスをする見事さ!(お腹まわりの寸法が、ちょっとかなしい、、笑)
、、ところどころ出てくるアーティストの名前とかシュールだし、、ブラックな笑いもあるんですけど、、
ストーリーは日本語タイトルのとおりのお話で、なんてことない展開ではありますが
イベントでかつての歌を披露する(遊園地とか、同窓会場とか、なんだよ)ヒューが
ぜんぜん卑屈そうじゃなくて、楽しげに腰を振ってみせる姿がだんだん素敵に思えてきて
愛らしく励ますドリュー・バリモアも可愛くて、マネージャーもいい人で、
なんだか、前向きでいい人しか出てこない映画なんだ、、、これが。。
目尻に皺の寄った、おじさんになったな~~、、のヒューの体当たりの演技に、大拍手!
の映画でした。
『アメリカン・ドリームズ』(原題:AMERICAN DREAMZ)2006年
同じくヒュー主演。。
、、で、今きづきました。 何でコレ、日本劇場未公開なの?!
全米で大人気だったスター発掘のオーディションTV番組、、その毒舌司会者役がヒュー。
ハイテンションでニカっと笑いながら出場者に罵声を浴びせる、、これが出来るのもヒューだけです。
こういうシチュエーションだけ初めから知っていて、、でも、何故これが映画になるのかな?
とちょっと不思議でいたら、大統領ネタが重要に絡んでいたのですね。
対テロ戦争に世論の不信感がつのりはじめた昨今、デニス・クエイド扮する大統領が
「うつ」になってしまう。。自信喪失で、ひきこもり状態になってしまった大統領の
信頼性アピールと、人気復活のために、補佐官ウィレム・デフォーは人気番組「アメリカン・ドリームズ」への出演をもくろむ。
、、いままで、(デニス・クエイドという俳優さんて、、どうなの、、?)という印象だった私ですが
大統領役最高!素晴らしい。。 デフォーはいつもながら、、爆笑。
で、、さらに恐ろしいことに、このオーディション番組に、対テロ戦争の当事国からの出場者が、、
、、、このあたりのブラック加減が、劇場未公開の所以なのでしょうね。でも創ったのは
当のアメリカなんだから、映画業界まだまだ捨てたものではありません。大拍手!
『世界で一番パパが好き!』(原題:JERSEY GIRL)2004年
なんでこれが音楽つながりの映画なの? 最近のでもないし、、
なんですけど、ホントはこれが一番書きたかったの。。 原題を見て、ピン!と来た方、、
そしてニヤリ、として(見てみようか?)と思った方、、以下は読まないほうがいいかも。
私も、ピン!と来て、あぁわかったよぉ~(微笑)、、と思いました。
この監督さん、ケヴィン・スミスなんです。
過去には『ドグマ』とか『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』とか撮ってます。
両作品とも、ベン・アフレックとマット・デイモンの仲良しコンビが、
まるで爆笑問題の凸凹コンビのように出たりしてます。。 つまり、『世界で一番~』も
単なるハートウォーミング映画じゃないんです。 お子様とご一緒に、は見れません(笑)。
ちょっと話が逸れましたが、この監督、ニュージャージー出身なんです。
で、かなり思い入れがあるようなんです。
『世界で一番~』は、その思い入れだけの為に撮った映画だろお、おそらく。
NYの一流広告マンだったベンの奥さんが、出産で不幸にも亡くなってしまう、女の子を遺して、、
子連れビジネスマンになった彼は、それから大失敗をやらかし、地位も無くして、
故郷のニュージャージーの実家へ戻って暮らし始める。
NJの素朴なんだか、人懐こいひとたち。あっけらかんとした田舎娘風のリブちゃんも
はまり役。
成長していくおしゃまな娘も超カワイイ。
そんなほのぼの、、、の生活なんだけど、ベンとしてはもう一度NYで花咲きたい。
、、そんな再帰を賭けた面接に挑む時にバックに流れて来るのが、、そうですよ! ボスですよ!
NJとNYを結ぶのは、ボスの歌しかないじゃありませんか。
男として仕事で成功したい気持ちと、心なごむ家庭を捨てられない気持ちと、、
そのあたりはけっこう難しい問題だなあ、、、 と、この展開でいいのか、ベン? と
思ったりもするけれど、、 そこは一応ハートウォーミングコメディだから。。。
で! エンディングなんです、この映画の総ては。。 (以下ネタばれ)
エンドクレジットと共に爪弾かれるベースと湧き上がってくる歓声。。 (思ったとおり!!)
「JERSEY GIRL」、、しかも、あのNJでのLIVEバージョンですよ。
、、(河を越えて、NJへ行くのさ)、、という所で(きゃぁぁー!)とあがる歓声。
、、(海辺へ降りればすべてオーライさ。。)、、でまた、(きゃあぁ!)。。
、、(君と、君のBabyと、土曜の晩なんだぜ)
、、(ジャージーガールに恋しちゃったんだからな)、、、
はい。すべてはこの歌のために創られた映画ですよね~、ケヴィン監督。
以前に、ボウイを使ったウェス・アンダースン監督の映画のこと書きましたが(>>)
こういう「愛」のある映画(つたわる人にしかつたわらないけど、、)、、大好きだよ。