春からの吉井Flowers Tourに明け暮れて、 ずっと書きそびれていた話題を。。
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クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス(Quicksilver Messenger Service) という長い名前のバンドに行きついたのは、 Nicky Hopkinsさん関連のアルバムを検索していて ですが、、 60年代末あたりの 西海岸サイケデリックロックシーンには全然 いままで馴染みがなかったものですから、、 ジェファーソン・エアプレインくらいは多少は知ってても、 このバンドについては全然知りませんでした。。(て、今もよくわからない、、)
ので、 とりあえず Wikiを>>
ニッキー・ホプキンスさんが参加しているのは、この「Shady Grove」(1969)からで、、 それまでのアルバムを聴いていないのでよくわからないのですが、 このアルバムは確かに ニッキー色がすごく強くて、 ニッキーのソロ作「夢見る人 The Tin Man Was a Dreamer」を愛聴していた私には、 ニッキー独特のピアノのグルーヴがいっぱい聴けて楽しめました。
ちなみに 購入したのは 「Shady Grove」と、1975年の「Solid Silver」の2枚がセットになったリイシュー盤。 一度脱退したニッキーと、John Cipollinaが、ゲスト参加しているアルバムなのだそう。
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「Shady Grove」の中には、ニッキーのソロ作にも入ることになる 「Edward, the Mad Shirt Grinder」という曲があって、 「夢見る人」版の方が完成された曲にはなっているけれど、 こちらのオリジナルには the Mad Shirt Grinderなる副題がついてる如く、 荒削りだけど 弾きまくりの、 バンドのセッションが延々と続く、、 とっても面白い作品で、 これ1曲聴くだけでも ニッキーファンとしては嬉しかったのでした。
ところで、 先のwikiには、 何かこのアルバム当時、まったくライブを行わず、、とありますが、 youtbで探したら、、 (なんだか このピアノ、 ニッキー弾いてない??)と思って、 よくよくコメントとか読んだら、 姿は映ってないけど、 やっぱりニッキーもここにいたのだということがわかりました~~。
Mona (1969) - Quicksilver Messenger Service
演っているのは、 Bo Diddleyさんの「mona」ですね。。 で、、 最初に 西海岸のサイケシーンは知らない、って書きましたが、、 これ観てて、 これとそっくりの情景を思い出して、、、(笑)
お子ちゃまの時に 近くの大学の学園祭にもぐりこんだ時に、 こうやって踊り狂っている情景に出会いまして、、(日本では10年後くらいでも まだこんな感じだったのかな…??) パンク少女にはタイムスリップしたような 衝撃的な光景でありました。。。 で、、 ここの男の人とおんなじように髪の長いお兄さんに 腕をつかまれて(踊ろう!)と誘われて、、 ビビりながら必死で拒絶していたのを憶えております。。 (児童略取だ~~~)
それはさておき、、 もうひとつ、、
こちらには、 ほんの一瞬だけ ニッキーが映っております(気の長い方はさがしてみてください)。 グランドピアノ持ち込んで弾いていたのね。。
Quicksilver Messenger Service - Subway (Live 1970)
、、というわけで、
時代だなぁ、、という感慨はありましたが、 つい最近になって、 どこかのネット上の写真で、 クイックシルヴァーの写真を見て、 ニッキーとそっくり(に見える)、 ガリガリに痩せて髪の長い人とニッキーのツーショットがあって、、 (こんな人いたかしら??)と思って調べたら、 それが John Cipollinaというギタリストさんでした。(ジョン・シポリーナというのか、 シポリナというのかよくわかんない)、、さっきの動画では、 髪を束ねているSGの人ですね。
***
その後の話から先にすると、、 John Cipollinaさん、、 89年に45歳ですでに亡くなっていて、、 でもRolling Stone誌の ギタリストベスト100の中では 32位の方なのでした。
親指と人さし指に、 アコースティックを弾く人のようにフィンガーピックをつけて、 それで それらの指で複数の弦を同時に弾きながら、 しかも小指のほうでアームを挟んでいるので、 ぐにゃぐにゃうにゃうにゃと音の揺らぐ、、 不思議~な 独特なギターを弾きます。
でも、 見た目は 長い髪をなびかせてカッコいいし、 メタル系とかではなく、 ブルース系の曲を こういう風にエキセントリックに魅せるギタリストさんて、、 今見るとすごくすごく新鮮ですね、、(80年代に見てどう思ったかはわからないけど、、今見ると すごくカッコいい!)
Who Do You Love - Cobra - Mona (1980) Cipollina-Graventies Band
両方とも ボ・ディドリーさんの曲ですよね。 こういう曲を延々と引っ張って、、 でもとっても惹きつけらる演奏ですよね、、 お客さんも湧くのがわかるし。。
John Cipollina / Nick Gravenites Band Unviciouscircle
SGを、 まるでスパニッシュギターのように弾いてるインスト曲。
John Cippolina - Hey Joe (Live) 1986
ジミ・ヘンドリックスのカヴァー。
***
ギターの音色として すごく好きかというと そういうわけではないけど、、 見ていてカッコいいですね~。 若き日のジョニー・ウィンターさんのようなワイルドさも ちょっとあるし (吠えるような歌声の感じも わりと好き)。。
2009年にDVDも出てるんだ、、、(でも日本で観れないですよね、これリーRockpalast: West Coast Legends 1
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↑この中で、 Spencer Davis Groupの(スティーヴ・ウィンウッドさんの!)、、 「Keep on Running」をやってるみたいで、 なんかすごく聴きたくなってきた!! ていうか、、 ぜんぶの演奏のDVDが見てみたいな~~。
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クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス(Quicksilver Messenger Service) という長い名前のバンドに行きついたのは、 Nicky Hopkinsさん関連のアルバムを検索していて ですが、、 60年代末あたりの 西海岸サイケデリックロックシーンには全然 いままで馴染みがなかったものですから、、 ジェファーソン・エアプレインくらいは多少は知ってても、 このバンドについては全然知りませんでした。。(て、今もよくわからない、、)
ので、 とりあえず Wikiを>>
ニッキー・ホプキンスさんが参加しているのは、この「Shady Grove」(1969)からで、、 それまでのアルバムを聴いていないのでよくわからないのですが、 このアルバムは確かに ニッキー色がすごく強くて、 ニッキーのソロ作「夢見る人 The Tin Man Was a Dreamer」を愛聴していた私には、 ニッキー独特のピアノのグルーヴがいっぱい聴けて楽しめました。
ちなみに 購入したのは 「Shady Grove」と、1975年の「Solid Silver」の2枚がセットになったリイシュー盤。 一度脱退したニッキーと、John Cipollinaが、ゲスト参加しているアルバムなのだそう。
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「Shady Grove」の中には、ニッキーのソロ作にも入ることになる 「Edward, the Mad Shirt Grinder」という曲があって、 「夢見る人」版の方が完成された曲にはなっているけれど、 こちらのオリジナルには the Mad Shirt Grinderなる副題がついてる如く、 荒削りだけど 弾きまくりの、 バンドのセッションが延々と続く、、 とっても面白い作品で、 これ1曲聴くだけでも ニッキーファンとしては嬉しかったのでした。
ところで、 先のwikiには、 何かこのアルバム当時、まったくライブを行わず、、とありますが、 youtbで探したら、、 (なんだか このピアノ、 ニッキー弾いてない??)と思って、 よくよくコメントとか読んだら、 姿は映ってないけど、 やっぱりニッキーもここにいたのだということがわかりました~~。
Mona (1969) - Quicksilver Messenger Service
演っているのは、 Bo Diddleyさんの「mona」ですね。。 で、、 最初に 西海岸のサイケシーンは知らない、って書きましたが、、 これ観てて、 これとそっくりの情景を思い出して、、、(笑)
お子ちゃまの時に 近くの大学の学園祭にもぐりこんだ時に、 こうやって踊り狂っている情景に出会いまして、、(日本では10年後くらいでも まだこんな感じだったのかな…??) パンク少女にはタイムスリップしたような 衝撃的な光景でありました。。。 で、、 ここの男の人とおんなじように髪の長いお兄さんに 腕をつかまれて(踊ろう!)と誘われて、、 ビビりながら必死で拒絶していたのを憶えております。。 (児童略取だ~~~)
それはさておき、、 もうひとつ、、
こちらには、 ほんの一瞬だけ ニッキーが映っております(気の長い方はさがしてみてください)。 グランドピアノ持ち込んで弾いていたのね。。
Quicksilver Messenger Service - Subway (Live 1970)
、、というわけで、
時代だなぁ、、という感慨はありましたが、 つい最近になって、 どこかのネット上の写真で、 クイックシルヴァーの写真を見て、 ニッキーとそっくり(に見える)、 ガリガリに痩せて髪の長い人とニッキーのツーショットがあって、、 (こんな人いたかしら??)と思って調べたら、 それが John Cipollinaというギタリストさんでした。(ジョン・シポリーナというのか、 シポリナというのかよくわかんない)、、さっきの動画では、 髪を束ねているSGの人ですね。
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その後の話から先にすると、、 John Cipollinaさん、、 89年に45歳ですでに亡くなっていて、、 でもRolling Stone誌の ギタリストベスト100の中では 32位の方なのでした。
親指と人さし指に、 アコースティックを弾く人のようにフィンガーピックをつけて、 それで それらの指で複数の弦を同時に弾きながら、 しかも小指のほうでアームを挟んでいるので、 ぐにゃぐにゃうにゃうにゃと音の揺らぐ、、 不思議~な 独特なギターを弾きます。
でも、 見た目は 長い髪をなびかせてカッコいいし、 メタル系とかではなく、 ブルース系の曲を こういう風にエキセントリックに魅せるギタリストさんて、、 今見るとすごくすごく新鮮ですね、、(80年代に見てどう思ったかはわからないけど、、今見ると すごくカッコいい!)
Who Do You Love - Cobra - Mona (1980) Cipollina-Graventies Band
両方とも ボ・ディドリーさんの曲ですよね。 こういう曲を延々と引っ張って、、 でもとっても惹きつけらる演奏ですよね、、 お客さんも湧くのがわかるし。。
John Cipollina / Nick Gravenites Band Unviciouscircle
SGを、 まるでスパニッシュギターのように弾いてるインスト曲。
John Cippolina - Hey Joe (Live) 1986
ジミ・ヘンドリックスのカヴァー。
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ギターの音色として すごく好きかというと そういうわけではないけど、、 見ていてカッコいいですね~。 若き日のジョニー・ウィンターさんのようなワイルドさも ちょっとあるし (吠えるような歌声の感じも わりと好き)。。
2009年にDVDも出てるんだ、、、(でも日本で観れないですよね、これリーRockpalast: West Coast Legends 1
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↑この中で、 Spencer Davis Groupの(スティーヴ・ウィンウッドさんの!)、、 「Keep on Running」をやってるみたいで、 なんかすごく聴きたくなってきた!! ていうか、、 ぜんぶの演奏のDVDが見てみたいな~~。