星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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BRAD MEHLDAU TRIO @サントリーホール May 31, 2019

2019-06-15 | LIVEにまつわるあれこれ
ブラッド・メルドー・トリオのコンサートから 早2週間、、

何か書いておこうか と思っているうちに 一昨日の夕刊にコンサート評が載っていて、 それを読んだら (ハイ、全くそうでした♪)という感じだったので もう何も書く事ないです(笑



(評・音楽)ブラッド・メルドー 一つに溶け合うトリオの美学 https://www.asahi.com

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ブラッド・メルドーさんのアルバムはすご~く沢山あって(トリオ作品ほか ソロや共演ものや) 出来る限り聴くことにはしています。 何が好きなんだろう… やっぱり独特の情感、、 なのかな。 技巧もたぶん素晴らしいのだろうけど テクニックうんぬんより、 気持ちに溶け込んでくる音楽。。

前回、 ブラッド・メルドー・トリオを見たのは2006年、オペラシティホールでした(>>

、、これも最近の新聞で、 コンサートホールは箱型が良いのか、 葡萄棚タイプが良いのか、という記事がありましたけれど、 まさにオペラシティとサントリーホール、、 違うタイプのホールでメルドーさんのピアノが聴けたわけです、、 (と言っても13年前なので較べようがないですが…)

ただ、、 サントリーホールということで メルドーさんのこの日の曲目が上の評にも書かれていましたが 半分以上がスタンダード曲。 客層の年齢が高いと意識されたのでしょうか? ちょっと意外でした。 同行の友は初メルドーさんだったので、 ビートルズやレディヘまで 見事にメルドー節にしてしまう情緒かつ少しやんちゃなピアノを聴かせたかったのですが、、 (あぁメルドーさん 大人になったなぁ…)なんて思ってしまいました。。
(後日のソロコンサートでは聴けたようです、 ビートルズなども)

ピアノに屈み込むような低い姿勢で弾くのは変わらず、 ベーシストとドラマーとコンタクトを取る為にピアノが斜めに置かれていて、 客席の正面からは メルドーさんの背中が見えるのではないかな? と思う配置。。 でも葡萄棚ホールなので 上から覗き込む位置の私には メルドーさんも、 ラリー・グレナディアさんも ドラマーのジェフ・バラードさんも 演奏風景がみえて 私はやっぱりサントリーホール好きだな。。 ジェフ・バラードさんの スティック、ブラシ、そして手、、いろんなドラム捌きもじーーっとみれました(近さゆえ それぞれの楽器の生音に触れられるのもすごく魅力でした、 ブラシのしゃばしゃばした音とか 手の感触とか…) 

メルドーさんも、 ベースやドラムのソロの時は 身体ごと横向いて膝に肘のせてすっかり演奏に聴き入っている姿もなんだか楽しそうでした。

、、 ろくな感想になっていませんけど、 サントリーホールでのジャズライヴも良いものです。。