星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

いつか良い便りを…

2020-03-03 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
きょうは お雛祭りですね。

なんだか日々慌ただしくなってきてしまった感じで 周りにも発熱や体調不安になっているかた、 わたしも含めて多いようです。 病院にもなかなか行きづらいし、、 

お友だちには妊婦さんもいらして これからの地球に生まれ来るちいさな雛にとって 世界が優しくあってくれますように。。。



『ワルシャワ便り』 (岡崎恒夫 著 未知谷 2019年)


2008年から2018年にラジオで放送された ポーランド・ワルシャワからの報告をもとに書籍化した本です。

このところ シャッキ検察官シリーズなど、ミステリ小説を中心に ポーランドや東欧の小説を読むことが多くなっていたので、 今のワルシャワの生活のようすが詳しく語られていて とても楽しめます。

まだ半分くらいしか読んでいないけれど、 ポーランドのかたが日本にとても親密な感情を持っていらっしゃることも初めて知りました。 恥ずかしながらこちらは ポーランドの文化や暮らしを殆んど知らないのに…

実際に行くことはかなわないので、 本の中の街歩き、、 いろいろしてみたいです。

 ***

この先の読めない日々を乗り越えて、 無事に春を、、 いえ、来年をむかえることが出来れば、 おそらくそのころには この厄介な病気の弱点や 対抗策や かならず見つかっているはず、、

そのとき、 世界がたがいに優しくなれる関係であると良いのですけれど…


それまで 頑張りましょう。  負けないで。


美味しいお菓子などいただきながら ゆっくり読書をする穏やかな気持ちが はやく日常のものになりますように…