** 9/16記 **
三連休 いかがお過ごしでしたか?
土曜日はミューザ川崎シンフォニーホールで アンドレアス・オッテンザマーさん指揮による 東京交響楽団 名曲全集第199回公演を堪能してまいりました♪ とてもとても充実したコンサートを楽しめました、が と~っても緊張した(謹聴した?)濃密な時間でもありました。
ゆっくり感想を書きたいところだけどちょっと時間がないので、 ひとまず昨夜お友だちにメールしたのをそのまま載せて(笑) あとてまた追記したいと思います~
演奏会の様子は ニコ響さんで次の日曜日まで見られます。 私もまだ何度か楽しみたいです。
【チャイコフスキー:交響曲 第1番ほか】東京交響楽団 名曲全集第199回 Live from MUZA!≪ニコ響≫
***
こんばんは
ニコ生の感想ありがとうございました
さっき、りなさんのバッハと、チャイコだけ視聴しました。
オッテンザマーさんの指揮、ニコ生で時々映ると、スタイリッシュに踊っているみたいに見えますが、一瞬も絶え間なくオケへの指示がピンポイントで次々出ていて、すっごい高度なものを要求してるのがわかるんです。
で、オーボエやフルート、ホルンさんとか、ソロパートも絶対ミスできない処ばっかりでしょう? 息つめるように見てて緊張してしまって とっても疲れました(笑
ベルリン・フィルの完全主義を垣間見てる感じでした。でもオッテンザマーさんもベルリン・フィルではそれを当然の顔してこれまで演奏してきたんだからな~…って。
オッテンザマーさん、 すごくいい指揮者さんだと思います
りなさんはまだハタチなのにとっても堂々として、音色も素晴らしく透明感あって綺麗でしたね♬
あの楽器は、なんと308年前のストラディバリだそうです✨
ニコ生も音はとっても良かったけれど、やっぱりホールの生音のバッハはぜんぜん違いました…
スタッカートみたいに止める音の旋律と、響きが伸びる旋律とが同時に重層的に奏でられていて、一本のバイオリンじゃないようで… バッハのピアノ曲もそうですものね
ニコ生の前半もまた聴きます♬
東響さんの演奏もとても良かったです♡ 疲れたけど充実したコンサートでした
***
シルバーウィークとは言え 猛暑の休日でしたが、 きょうは少し暑さがやわらいでいますね。
からだを休めて
よい休日をお過ごしください。 つづきはまた…
** 追記 9/18 **
東京交響楽団 名曲全集第199回 9月14日
ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:アンドレアス・オッテンザマー
ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 ニ調
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調K.219「トルコ風」
ヴァイオリン:中野りな
アンコール:J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン パルティータ第1番から第3楽章
チャイコフスキー:交響曲 第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」
追記 4日経ってしまいました。。 あらためて思い出すのは、 なんであんなに緊張(謹聴)して聴いていたのかしら… (苦笑) ということと、 中野りなさんのヴァイオリンの透明な木を感じる美しい響き、、 オッテンザマーさんの見事な統率とそれに即応する東響さん。。 とっても見応えあるコンサートでした。
最初のストラヴィンスキーが始まってすぐ、 (うわぁ なんだか指示が凄い…)と。。 この曲では指揮棒を持たずに 手のひら全体で指揮してらっしゃいましたが、 音のニュアンス、 音量、 緩急、 タイミング、、 ひっきりなしに左右の弦楽器さんに向けて細かく指示を出しているのがわかる、、 それが(素人の私にも)意味がくっきりと伝わってくるので 眼と耳が一気に集中してしまって、 (これは高度なものを要求してらっしゃるなぁ…)と感じていたのでした。
ストラヴィンスキーの弦楽のための協奏曲、 予習で聴いてはいたのですが 片手間で聴いていたせいか、 もっと軽やかなサロンでの弦楽みたいに聴いていたのが、 こんな不穏な うにゅうにゅした(?) 不協和音の妖しさもある難曲だったとは…
この曲、 1946年なんですね、、 もう現代じゃないですか。。 同行のお友だちと話していたんですが、 ストラヴィンスキーがレコード盤の回転をまちがえたか、ヘンな風にしてみたり、 手で動かしてみたりして、 音がうにゅうにゅ変化するのを面白がって それを表現してみようなんて思ったんじゃない? って。。 あらためてとても面白い曲だと思いました。
つづいてのモーツァルトは がらっと雰囲気が変わって、 中野りなさんの奏でる軽やかで透明な音色がすずやかで、、 開演前にみたプログラムで年齢がお若いのに、 演奏する姿はとても堂々としていらして 表現力があって、、 でも決して力んだりせず 音色はどこまでも透明。。
ニコ生での再視聴でも 音色の透明感は伝わるのですけど、 やっぱりホールの空気の中を伝わってくる響きを感じるのとは全然ちがいます。。 308年前のストラディバリウスというのを知ったからか(先入観は持たないつもりだけど) あの透明感は300年を超えた木材ならではの乾いた木が生む響きなのかしら… と とても興味深かったです。
、、 ヴァイオリンの音色って (あくまで個人的に)たまに苦手なものもあるのですが、 りなさんのヴァイオリンの音色はいつまでもずっと聴いていたい清々しさのある音色でした。
***
休憩をはさんで 「冬の日の幻想」
前半が弦楽器だけだったので、 管や打楽器さんらも加わって、、 オッテンザマーさんの指揮もさらにまんべんなく精度を増します。 ほんとうに 目配り、 というのか 手配り というのか、 その眼ぢからみたいなものが結構すごいんです。 それで一瞬にして変化をつけるし、、 団員さん達 これでは眼を離せない…
特徴的だったのは 第二楽章のゆっくりさ。。 オッテンザマーさんご自身が管楽器奏者だからかもしれませんが、 オーボエさん フルートさん、 クラリネットさんらを存分に歌わせていらっしゃいましたね、、 じ~~~っくりと。 東響さんの木管さんはいつも素晴らしいので安心して、、とは言え すご~くゆっくり溜めるので 息をつめているこちらが苦しい・・・笑。 でもでも、 オーボエさんとフルートさんの ひらひらと雪片の舞うさまはほんとうに美しかったです。
そしてあのホルンさん! ぴんと張り詰めた突き刺すような音色が響き渡って、、 見事でした!
最終楽章は かなりスピードアップして盛り上げる感じになったんですけど、、 第二楽章も、 最終楽章の始まりも、 あれだけゆっくり溜めて幻想的にメランコリックな感じで奏でたので、 重厚なままどっしりと重い最終楽章にしても良かったのでは…? と。 ちょっと色気出したかなぁ… なんて思ってしまいました。
オッテンザマーさんの指揮は見ていてもとても美しいです。 左右に大きく動いて指示をとばして、 伸びあがったり屈んだりされても 身体がぶれてない。。 ちゃんと音楽のための動きになっている。 こうして欲しい こう奏でて欲しい、、という表現が身体と手と表情一体で伝えようとされているのは、 ソヒエフさんにもそういうところを感じて好きです。 そして 指揮者の想いにしっかり応えようとする東響さんの演奏はほんとうに好き。
オッテンザマーさんの指揮(弾き振りでなく) ぜひまた東響さんと一緒にやって欲しいです(楽団員さんが大変かもしれないですけど…) 演奏後のニコ生のコメントで オッテンザマーさんも、 ひとときも気を抜けず集中を要する、、ということを仰っていましたが、、 私もだから緊張するのもムリはない、、 ですよね?
みごたえある すばらしいコンサートをありがとうございました。
三連休 いかがお過ごしでしたか?
土曜日はミューザ川崎シンフォニーホールで アンドレアス・オッテンザマーさん指揮による 東京交響楽団 名曲全集第199回公演を堪能してまいりました♪ とてもとても充実したコンサートを楽しめました、が と~っても緊張した(謹聴した?)濃密な時間でもありました。
ゆっくり感想を書きたいところだけどちょっと時間がないので、 ひとまず昨夜お友だちにメールしたのをそのまま載せて(笑) あとてまた追記したいと思います~
演奏会の様子は ニコ響さんで次の日曜日まで見られます。 私もまだ何度か楽しみたいです。
【チャイコフスキー:交響曲 第1番ほか】東京交響楽団 名曲全集第199回 Live from MUZA!≪ニコ響≫
***
こんばんは
ニコ生の感想ありがとうございました
さっき、りなさんのバッハと、チャイコだけ視聴しました。
オッテンザマーさんの指揮、ニコ生で時々映ると、スタイリッシュに踊っているみたいに見えますが、一瞬も絶え間なくオケへの指示がピンポイントで次々出ていて、すっごい高度なものを要求してるのがわかるんです。
で、オーボエやフルート、ホルンさんとか、ソロパートも絶対ミスできない処ばっかりでしょう? 息つめるように見てて緊張してしまって とっても疲れました(笑
ベルリン・フィルの完全主義を垣間見てる感じでした。でもオッテンザマーさんもベルリン・フィルではそれを当然の顔してこれまで演奏してきたんだからな~…って。
オッテンザマーさん、 すごくいい指揮者さんだと思います
りなさんはまだハタチなのにとっても堂々として、音色も素晴らしく透明感あって綺麗でしたね♬
あの楽器は、なんと308年前のストラディバリだそうです✨
ニコ生も音はとっても良かったけれど、やっぱりホールの生音のバッハはぜんぜん違いました…
スタッカートみたいに止める音の旋律と、響きが伸びる旋律とが同時に重層的に奏でられていて、一本のバイオリンじゃないようで… バッハのピアノ曲もそうですものね
ニコ生の前半もまた聴きます♬
東響さんの演奏もとても良かったです♡ 疲れたけど充実したコンサートでした
***
シルバーウィークとは言え 猛暑の休日でしたが、 きょうは少し暑さがやわらいでいますね。
からだを休めて
よい休日をお過ごしください。 つづきはまた…
** 追記 9/18 **
東京交響楽団 名曲全集第199回 9月14日
ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:アンドレアス・オッテンザマー
ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 ニ調
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調K.219「トルコ風」
ヴァイオリン:中野りな
アンコール:J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン パルティータ第1番から第3楽章
チャイコフスキー:交響曲 第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」
追記 4日経ってしまいました。。 あらためて思い出すのは、 なんであんなに緊張(謹聴)して聴いていたのかしら… (苦笑) ということと、 中野りなさんのヴァイオリンの透明な木を感じる美しい響き、、 オッテンザマーさんの見事な統率とそれに即応する東響さん。。 とっても見応えあるコンサートでした。
最初のストラヴィンスキーが始まってすぐ、 (うわぁ なんだか指示が凄い…)と。。 この曲では指揮棒を持たずに 手のひら全体で指揮してらっしゃいましたが、 音のニュアンス、 音量、 緩急、 タイミング、、 ひっきりなしに左右の弦楽器さんに向けて細かく指示を出しているのがわかる、、 それが(素人の私にも)意味がくっきりと伝わってくるので 眼と耳が一気に集中してしまって、 (これは高度なものを要求してらっしゃるなぁ…)と感じていたのでした。
ストラヴィンスキーの弦楽のための協奏曲、 予習で聴いてはいたのですが 片手間で聴いていたせいか、 もっと軽やかなサロンでの弦楽みたいに聴いていたのが、 こんな不穏な うにゅうにゅした(?) 不協和音の妖しさもある難曲だったとは…
この曲、 1946年なんですね、、 もう現代じゃないですか。。 同行のお友だちと話していたんですが、 ストラヴィンスキーがレコード盤の回転をまちがえたか、ヘンな風にしてみたり、 手で動かしてみたりして、 音がうにゅうにゅ変化するのを面白がって それを表現してみようなんて思ったんじゃない? って。。 あらためてとても面白い曲だと思いました。
つづいてのモーツァルトは がらっと雰囲気が変わって、 中野りなさんの奏でる軽やかで透明な音色がすずやかで、、 開演前にみたプログラムで年齢がお若いのに、 演奏する姿はとても堂々としていらして 表現力があって、、 でも決して力んだりせず 音色はどこまでも透明。。
ニコ生での再視聴でも 音色の透明感は伝わるのですけど、 やっぱりホールの空気の中を伝わってくる響きを感じるのとは全然ちがいます。。 308年前のストラディバリウスというのを知ったからか(先入観は持たないつもりだけど) あの透明感は300年を超えた木材ならではの乾いた木が生む響きなのかしら… と とても興味深かったです。
、、 ヴァイオリンの音色って (あくまで個人的に)たまに苦手なものもあるのですが、 りなさんのヴァイオリンの音色はいつまでもずっと聴いていたい清々しさのある音色でした。
***
休憩をはさんで 「冬の日の幻想」
前半が弦楽器だけだったので、 管や打楽器さんらも加わって、、 オッテンザマーさんの指揮もさらにまんべんなく精度を増します。 ほんとうに 目配り、 というのか 手配り というのか、 その眼ぢからみたいなものが結構すごいんです。 それで一瞬にして変化をつけるし、、 団員さん達 これでは眼を離せない…
特徴的だったのは 第二楽章のゆっくりさ。。 オッテンザマーさんご自身が管楽器奏者だからかもしれませんが、 オーボエさん フルートさん、 クラリネットさんらを存分に歌わせていらっしゃいましたね、、 じ~~~っくりと。 東響さんの木管さんはいつも素晴らしいので安心して、、とは言え すご~くゆっくり溜めるので 息をつめているこちらが苦しい・・・笑。 でもでも、 オーボエさんとフルートさんの ひらひらと雪片の舞うさまはほんとうに美しかったです。
そしてあのホルンさん! ぴんと張り詰めた突き刺すような音色が響き渡って、、 見事でした!
最終楽章は かなりスピードアップして盛り上げる感じになったんですけど、、 第二楽章も、 最終楽章の始まりも、 あれだけゆっくり溜めて幻想的にメランコリックな感じで奏でたので、 重厚なままどっしりと重い最終楽章にしても良かったのでは…? と。 ちょっと色気出したかなぁ… なんて思ってしまいました。
オッテンザマーさんの指揮は見ていてもとても美しいです。 左右に大きく動いて指示をとばして、 伸びあがったり屈んだりされても 身体がぶれてない。。 ちゃんと音楽のための動きになっている。 こうして欲しい こう奏でて欲しい、、という表現が身体と手と表情一体で伝えようとされているのは、 ソヒエフさんにもそういうところを感じて好きです。 そして 指揮者の想いにしっかり応えようとする東響さんの演奏はほんとうに好き。
オッテンザマーさんの指揮(弾き振りでなく) ぜひまた東響さんと一緒にやって欲しいです(楽団員さんが大変かもしれないですけど…) 演奏後のニコ生のコメントで オッテンザマーさんも、 ひとときも気を抜けず集中を要する、、ということを仰っていましたが、、 私もだから緊張するのもムリはない、、 ですよね?
みごたえある すばらしいコンサートをありがとうございました。