庭のムラサキシキブは枝が真っ直ぐ
山の中でヨメがムラサキシキブの実があったと言いながら戻ってきた。俺も見てみたいと見に行った。そしたら庭にあるのと枝ぶりが全然違う。もしかしたら別の種類じゃないのかなぁ。
ちょっと調べてみたら庭のがコムラサキかもと思わせるような記事があった。じゃぁ山のがムラサキシキブなのか。葉があれば俺でも分かるかもしれないけど冬なので全然。またどんな花が咲くのか、勿論それもこれもまた来年にならないと分からない。問題は花が咲き葉が出てる6~7月頃、忘れずにここに来れるかどうか。
近所に岩場があるけど今は寒いので朝はのんびり。行くのは南向き 日当たり良好 風少なしな所。昨日行った所は日だまりなので前の晩降った雪はすっかり消えていた。たった数cmとはいえ他の場所にはまだ残ってる。そして着くなり昼食。そんなんだから登ろうという気持ちが高まらない。それでも難しめなのをやると目が覚める。
岩は凝灰岩という脆い岩。ホールドに埃が溜まってるなぁと指で掃除してると小さな欠片がポロポロ剥がれるなんてこともある。まだ登れてないルートがこれまた脆い。それでも初めて見た10年くらい前に比べればしっかりしてきた。その頃はボロボロで登る気にもならなかった。ここのところたまに登ってみるけどビレイしてるといまだに小さな欠片がポロポロ落ちてくる。
今日あたりあわよくばレッドポイント(完登)してみるかと思ったが比較的しっかりしてると思ってた大き目なカチホールドが一瞬僅かに動いた。ホールドが欠けて頭から落ちたのを機にヘルメットの必要性を考えたけど欠けたホールドが皿くらいだと下に居る人まで危険。だからこういうルートをリードで登る意味はあるのかという疑問。その回答はというと少々欠けても大丈夫なくらい余裕の登り方が出来るようになったらやる。何年後かな。
ヌンチャクがけした後はトップロープで遊ぶのが最近のスタイル。他に誰も来ないから出来るやり方だ。トップロープだからビレイヤーはクライマーの真下に居なくて済むので安全。昨日はトップロープだけど初めてぶら下がることなく最後まで登れた。残念ながらヨメに先を越されちゃった。先を越されたのは二子の祠エリアにあるフランシーヌの場合(5.11c)以来2度目かな。
もしかするとボコッと取れるかなってホールドが幾つかある
岩場にルートを作るには手間もかかるしお金もかかる。登る側としては只で遊ばせて貰って有り難いことだけどさ。でもこのルートを作った人はもうここにはやって来ない。折角作ったんだから楽しめば良いと思うんだけど登ってしまったら興味が消えちゃったみたいだ。
雪道、といっても1~2cmしか積もってないけど引きづった人の足跡と犬の足跡があった。犯罪捜査ではないけどこれから色々と想像してみた。引きずった跡があるので足が弱った中高年と思われる。そしてその人が飼ってた犬と散歩。性別はというと足の大きさからみて男性っぽい。
暫くすると犬の足跡だけになった。今時放し飼いの犬は居ないのでどうもこれはキツネかタヌキみたいだ。ということで犬説も散歩説もボツ。
キツネ? タヌキ?
ならばここから山の中に入ったのは中高年クライマーだな。そう思って歩いて行くと岩場にクライマーが居た。しかし若い人だった。男2人、女1人で年の頃はという40ってことはない。30前後って感じだ。ということで中高年説もボツ。どの男性の足跡かは分からない。だけど若いのにこんな歩き方で大丈夫かいね。