初めて餅をついた時、いきなり杵を振り下ろした。当然の如く米はノミが跳ねるようにピョンピョンと臼の外に飛んでった。先ずやることは米粒を押しつぶすことなのである。これが上手く行けばあとは5分ほどついておしまい。
一晩水に浸した餅米は蒸籠で蒸すんだけど芯は無いけどちょっと固いかなぁってくらいで蒸すのを止める。柔らかいとつくのは簡単なんだけど肝心の固い部分がうまく潰れず舌触りが悪くなる。そんなバカなと思うかもしれないけどね。例えば豆餅をつく時は軟からかい豆を臼の中に入れるんだけど、不思議なことについてもその豆が全然潰れない。だから餅米の中の固い部分もつぶれない。
つき終わっても豆が丸いまま残ってる
初めての人が居たりで説明しながらやっていた。そしてつきたての餅を食べるという感動の場面なんだけど何だか変。今回初めて分かったけど特に最初は手際良くやらないといけなかった。そうしないと後でいくらついても凸凹した感じになってしまうのだ。
米粒を押しつぶしてつなげてるところ
このつぶす作業はつくのと同じかそれ以上時間がかかる。しかものんびりはしてられない。なのでこの部分は2人でやると良いかもしれない。
うちにある火バサミはヨメが毎年行ってる年に1度の清掃登山で支給された物みたいだ。今じゃ火を使う機会が減ったのでゴミバサミと言われることもある。そんな火バサミはバネ的要素ゼロ。なので何かを掴んだ後開かないから使いにくい。おまけにフニャフニャしてるから先が合わなかったりする。
クライミングシューズの中敷きの材料を探してる時、東急ハンズで焼入れリボンというのを買った。でも出番は来なかった。それを切って使うことにした。板が薄いので意外にも普通の鋏で切ることが出来た。
使うのはたったこれだけ
バーナーで一旦焼きを戻してからネジ止め用の穴を開け、また焼入れ。
この後水をかけた
ネジ止めして完成。挟める範囲はちと狭かったけど握った後もまたこの写真のように開くし先もちゃんと合うようになった。ま、単にまともなのを買えば済むわけだけど…