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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

祝辞から・・

2002-03-20 | インポート
小学校の卒業式に出席させていただきました。
先週と先々週、一緒に授業をした子ども達の立派な姿に感動しました。
みんなとても良い子達です。

校長先生の祝辞から・・・
山本有三作「路傍の石」の中の一節を取り上げお話しをされました。

主人公の吾一は、家が貧しかったため、中学(今の高校)へ進学することができず、自棄になって、線路の枕木にぶらさがり死んでもいいと思っていたんですが、助けられました。
それを知った担任の先生がこう言ったのです。

「一度だけの人生だから大切に生きなさい」

吾一がこの後、どんな大人になったかは書かれていませんが、きっと、立派な人生を送ったことでしょう。

町長の挨拶から・・・
「華やかに生きなくてもいい。人のためになる仕事をして下さい。」

今日、卒業していった子ども達は、ほとんどが平成元年生まれです。
満開の桜の下での卒業式も初めてなら、平成生まれの最初の卒業生ということで、折りにふれ、思い出されることでしょう。

子ども達の未来に幸多きことを祈りつつ・・・