昨年の8月、「家計調査にご協力ください」という依頼が総務省・統計局からありました。
9月から半年間、「家計簿をつけて提出する」・・・というものです。
「国民生活の実態を家計収支の面から明らかにすること」を目的としたもので、「国の経済政策」や「社会政策」を立てる基礎資料となるとか。
半年毎に「全国で9000世帯」が選定され調査されているようです。
結婚以来、「家計簿」なるものをつけたことはないのですが(苦笑)、「ちょっとおもしろそう~~協力させてください~♪」と、好奇心旺盛な私は二つ返事で引き受けました~~きゃははは
→コーヒー片手に計算機を持っての記入です~~(笑)
家計簿の収支を毎日記入し、半月毎に集めに来てくださる「調査員」の方に渡すのですが・・・、最初の一ヶ月はとても大変でした!
「もやし・20g×一袋・30円」
「人参・150g×3本・120円」
「牛乳・1000cc×一本・200円」
「ヨーグルト・500g×二個・280円」
「豚肉ヒレ・5450g・890円」
・・・etc.
買い物から帰るとすぐに、それぞれの品物を「料理はかり」に乗せて「重さ」をはかり終わってから「冷蔵庫」や「フリーザー」に入れるという手間がかかりました。
二ヶ月目からは「一袋」とか「一パック」とかという記入方法になりますので、楽でしたが・・・。
それでも時々、先に冷蔵庫やフリーザーに品物を入れてしまった後「レシート」を見ながら家計簿に記入していったのですが、「これ何だっけ?」「えぇっ・・・こんな物買ったかしら?」と、一度入れた冷蔵庫やフリーザーや乾物置き場の品物をひっくり返して見たり、主人に「覚えてない?」と聞いたり・・・きゃははは
レシートって、途中までしか品物の名前が打たれいないことが多いのにも気がつきました(笑)。
これも、家計簿をつけるようになって確認できたこと~~(笑)。
これが縁でパソコンの「総務省・家計簿調査」のページを見て「なるほど~~」「あぁ・・・そうなんだ」と納得したり感心したりすることもたくさんありました。
日本のエンゲル係数は、昭和40年には「38.1%」だったものが、平成20年には「23.2%」になっていました。
日本人の生活水準の向上に伴うものと思われます。
そのほかに~~、
その①、
「年末・年始にハムの支出金額が増加する」
「その一ヵ月後にはベーコンの支出が減少している」
このことから、ハムはお中元やお歳暮に使われることが多く、それを贈られた家庭は、ハムが食べ終わるまでベーコンは購入しない、ということが考えられます。
その②、
食生活から、地域の特徴がよく見えます。
北海道・札幌市では「メロン・鮭・タマネギ」への支出が全国一。
同様に、
徳島市は「さつまいも」
横浜市は「しゅうまい」
宮崎市は「焼ちゅう」
東京都は「ぶどう酒」
これは、その地域の特産品が手軽に購入できたり、贈り物として利用したりということなんでしょうね。
東京は、おしゃれなレストランやホテルが多いし、外国人もたくさん住んでいるので「ワイン」が好まれるのでしょう。
その③、
「世帯主の年代別」にも特徴がありました。
「30代世帯」は「幼児関連」の支出が多く、「40代世帯」は「教育関連」、「60代世帯」は「旅行関連費」、「70代世帯」になると「健康保持用摂取品」の数字が高い!
まさにうなずけますよね~~。謝礼も頂きました~~♪
毎月末に封筒に入った金額を頂いたのですが・・・、楽しみのために貯めておきました(笑)。 →6ヵ月分(開封前)です。
で、6ヶ月目の家計簿を無事に渡し終わった今日「開けて」みました。
なんと~~、
毎月「二千円札」が入っていたのです~~~♪
二千円札の裏は「源氏物語」~~とっても優雅な感じでステキなお札ですね。
使うのがもったいない・・・と思ってしまいます(笑)。
そういえば、二千円札って、巷でみかけませんよね?
どこに行ってしまったのかと思ったら、「総務省」が確保していたんですね~~~きゃははは