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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

二つのボランティア体験が繋がる・・・。

2012-05-31 | 日記・エッセイ・コラム
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今日は木曜日、午前中はいつものように「国際交流ラウンジ」でのボランティアでした。
                                               
午前9時の開館と同時に入って来られたアメリカ人の方から、「Can you help me ?」の声が・・・。
「Yes I can」、ということでお手伝いしたのは、「保険金支払い申請書」の記入でした。
                                                       
保険会社から送られてきた、何枚かの書類に目を通しながら話を聞いたら、先月「交通事故」にあったということでした。
「スクーター」で走っている時に、反対車線で停止していた車が動き出し彼のスクーターにひっかかったらしいのです。
彼はスクーターから投げ出され、左足の骨折と腕に傷を負ったようです。
幸い、フルフェイスのヘルメットをかぶっていたので、頭は打ったけど大丈夫だったとか。
                                              
保険会社の請求書によると、彼と相手の負担が「2:8」ということになっていました。
そこことは、彼は納得いかない風でした。
「僕はスローで走っていて、悪くないよ」「でも100%請求できないのはおかしい」と、ちょっと不満そう・・・。
                                                    
訴訟社会のアメリカが母国の彼、弁護士を立てて不服を申し立てたいらしくて、「知り合いの弁護士はいるか」という問い(苦笑)。
そこで、国よって設立された「法的トラブル」を解決するための「総合案内所」である「法テラス」を紹介しました。
場所もラウンジから近い場所にありましたので~~。
すぐにこの「法テラス」を思い出したのは、人権擁護委員として、多くの方からの相談を受けた際に、その内容によっては「法テラス」をご案内することもありますので、この機関は頭に入っているからです。
                                                     
この「法テラス」は、「利用者からの様々な法的なトラブルに関する問い合わせの内容に合わせ、解決に役立つ法制度に関する情報を提供したり、弁護士会等の法律相談窓口を案内」しているところです。
ただし、すべて無料で法律相談を行っているわけではありません。(収入が一定額以下であるなど諸条件が満たされた場合は、無料の法律相談を行っています)
有料の法律相談所を紹介している機関なので、その点はきちんとお話をしながらなのですが・・・。
                                                     
国際交流ラウンジと人権擁護委員、二つのボランティアでの体験が繋がった今日でした。