love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

老木を愛でる~~♪

2020-02-01 | 日記・エッセイ・コラム
今冬は暖かい日が多いので、あちこちの「梅」の開花も早いというニュースが届いています。
数日前~~、我が家の「紅梅」が、満開に近い状態であることを発見(笑)
(家の裏になるので、なかなか見に行きませんので・・・)


鮮やかな濃いピンク色が、華やか~~♪


これは、10年ほど前に、「harusanはお花が好きだから~~」と、甥が「何かのお返し」としてプレゼントしてくれた梅です。
小さな鉢では可愛そうなので、その後「地」に戻してあげたら~~、こんなに大きくなりました~~♪


毎年、お正月用の生け花には「つぼみのついた枝」を切って活けています。
暖かい家の中では、1月中旬くらいには、花が開き始めるのですが、外のは2月に入って開くのが普通でした。

昔から~~、「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言われたように、梅は枝を切って剪定することが必要なので、お正月の生け花用に切ることが、道理にかなっているんでしょうか。
その結果として、外の梅がこんなにたくさんの花をつけてくれているのかなと、私なりに考えています(苦笑)。

我が家の梅の状態をみたら~~、「あそこの梅もそろそろかな~~」と、行ったのが「徳富蘇峰記念館」の「梅園」~~♪
(2月21日の日記でUPしています)


このお庭には、70本ほどの梅の木がありますが・・・、
まだまだ2分咲きくらいでした。


入り口近くに、一本だけ~~満開に近い木がありました~~♪


小さな園内は、今は甘い水仙の香りでいっぱい~~♪


この梅園の木は、ほとんどが「老木」ですので、花というより「木の形」の面白さに魅力があります~~♪


そういえば~~、
NHK・BSプレミアム「美の壺」では、庭園内の老木が「疎痩横斜(そそうおうしゃ=老生の美)」の趣として紹介されたそうです。



一重、八重の梅の花が、一輪一輪咲いていくたびに「少しづつ春が近づいている」と、感じるのが嬉しい~~♪


桜は満開の時を楽しみますが、梅は一輪一輪の咲くさまを愛でるのが好きです~~♪


そして、木によっては、一か月くらいの時間をかけて満開になるものもあって、そのゆったりした様子は、心を癒してくれますね。

一本の木で「赤と白」を咲き分ける「思いのまま」という梅もあるんですよ~~♪

この花が咲くころには、もう一度行ってみたいと考えています。

静かな梅園の中にある「書院」~~♪


残念ながら、老朽化で見学はできませんが、きっとお部屋の窓から眺める梅の花の数々に「蘇峰」氏も、大満足だったんでしょうね。

太い幹と、肌がゴツゴツした老木、幹や枝が斜めになった姿~~、



まさに「疎痩横斜(そそうおうしゃ=老生の美)」~~♪

あまり有名ではない、小さな梅園での静かなステキな時間でした~~♪