以前は、どこの町にも必ずあった「本屋さん」~~、最近、小さな町では「本屋さん」を見かけなくなりました・・・。
寂しいですね。
理由はいろいろあるのでしょうけど・・・、
「若者の書籍離れ」とか、「情報の収集はインターネットで」とか、「コンビニができたことで、雑誌が売れなくなった」とか~~、
それに、「クリックしてネット通販で注文」「家まで配達」という便利さが、町の本屋さんに足を運ぶことを減らしていると思います。
でも・・・、
リアル本屋さんで、「気になった本」を見つけて、棚から取り出し、「パラパラと中を見て」、「面白そう~♪」「読んでみよう~♪」と、感じるワクワク感~~、これが大好きな私は、近くに本屋さんが無くなってしまったことが本当に残念です。
そんな思いの中で、本箱から見つけた本~~♪
「書店ガール」 碧野 圭 著
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【 吉祥寺にある書店の副店長・理子は、アラフォーの独身女性。苦労してパートから正社員になったのです。
縁故採用で正社員になった亜紀は、裕福な家庭で育ち、「はねっかえり」「協調性がない」「恋愛も自由奔放」「思ったことはすぐに口に出す」という、わがまま~。
亜紀が仕事上で、アイディアの提案をするが、「頭の固い上司」の理子は、ことごとくダメ出しをします。
二人は、いつも対立しているのですが・・・。
「本屋」が大好きという二人は、
「電子書籍は本ではない、ただのデータだ。本屋はお客様や営業の人や書店員、いろいろの人がいて、直接会って話をし、ときにはぶつかりあって何かが生まれる。
本を媒介にして人と人が繋がっていく。それが書店だ」
という、共通した強い思いを持っているのです。
ある日、二人の勤めるお店に危機が~~! 】
物語は、亜紀の結婚式のシーンから始まるのですが、その時の「女性ならではの複雑な理子の気持ちと行為」に、
また、その後のお店内での従業員と理子のやりとりにも、「あるかも~」「やりすぎ?」「なるほど」~と、共感したり反発したり~~(苦笑)
書店が舞台ですが、登場する人々の「人間ドラマ」が面白い!
大好きな「お仕事物語」の一つです~~♪