ボランティアの行き帰りの電車の中では、よく本を読んでいる私。
新刊本だけでなく、本棚から引っ張り出した古い本を読む返すことも多いんです。
この本も、そんな一つ~~♪
昨年映画化されたので、もう一度読んでみました。
(感動の場面を忘れられなくて~~笑)
「チア男子!!」 朝井 リョウ 著
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【 柔道道場の長男として、幼いころから柔道をしてきた晴希。
大学一年の時に、怪我をしたことで柔道をやめます。(これだけではなく、負けを知らない姉に比べて、自分の限界を感じたことも理由です)
両親を亡くし、祖母と暮らす一馬。
その祖母も体調を崩し入院生活をしているのですが、どんどん具合が悪くなり、一馬のことも覚えていなくなってしまった・・・。
一馬が病室でTVのスポーツ番組を見ていた時に、画面に映った「チアリーダー」の姿を見た祖母が「〇〇・・」と、一馬の母の名前を口にしたのです。
それをみた一馬は、決心をします! 】
幼馴染の晴希と一馬~、二人が「大学で男子チアチーム」を結成し、大会に出るまでの過程を描いた物語ですが、集まってくるメンバーの個性がすごい!(笑)
それぞれのメンバーが抱えるものを、一つの目標へ向かう中で溶かしていく様・・・、
笑もあり、頑張る姿に応援もしたくなり、ハラハラもあるのですが、ある場面では「涙」がポロポロ・・・、
この場面を電車の中で読むのは危険(苦笑)、幸い二度目ですのでグッ~とこらえられました!
とってもステキな物語なんですが、チアの専門用語やルールに疎い私ですので・・・、どんな風に身体を動かしているんだろう、全体の形がどうなっているんだろう、と想像ができないのが残念でした!