prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

死霊

2004年12月05日 | Weblog
埴谷雄高の「死霊」(しれい)を第6章まで読む。
わけがわからないといえば、これくらいわけのわからない小説もないのだが、意外なくらいすらすら読める。ここまでわからんと、ムリに眼光紙背に徹するという気にならないからか。意外とわかったような気になり、妙に気持ちよくなる。

8章、ラストの9章は通信販売で買ったのだが、7章がないというマヌケな状態。見切り発車でとばしてよむことにする。とばしたからスジがつながらないというわけでもないだろう。