テリー・ギリアムという人も、「ブラジル」といい「バロン」といい、よくよくトラブルに見舞われる星の下に生まれているみたい。よく今でもまがりなりに映画を作れているもの。
撮影現場の上空をやたらジェット戦闘機が飛びまわったり豪雨にみまわれたり主役が椎間板ヘルニアになったり、ギャグでやってるのではないかと思うくらい次々とトラブルに襲われるのに、悪いと思いながら笑ってしまう。
何が悪い誰が悪いというより、悪い方に物事が転がりだした時の収拾のつかない感じに、見ていてちょっと冷や汗が出る。
保険会社がthe act of God(不可抗力)に対しては保険金を支払わなくていいと主張するところで、「トラ!トラ!トラ!」で、日本側プロダクションサイドが黒澤明が「精神的病気」になったのをthe act of Godとして監督更迭の理由としようとしたが、保険会社に認定されなかったケースと、ちょうど逆だなと思う。
the act of Godだったら支払うというのと支払わないというのと。
出資者Investerを撮影現場に呼んで見学させるなんて場面があるが、数が多いのと割と若いのといやに明るいのとで、記念写真など撮ったりしてまったく観光客のノリ。彼らに出資金は戻ったのかね。
当初の製作費1600万ドル(あとでもっと膨れ上がったみたい)は大金には違いないが、ハリウッドで作ったら低予算だ。今だったらジョニー・デップのギャラでとんでしまうのではないか。
でぶ三人組をあおって撮って巨人に見せるテストフィルムや、数珠繋ぎに枷をかけられた男たち、魚相手にマジメに喧嘩するジョニーなど、断片的に見られる場面だけでもどこを切ってもギリアム印。
どういうつもりか、「鼓動」と書かれたシャツを着ている。「ブラジル」で鎧武者が出てきた時はびっくりけれど、あれはサムライとSam lie サム(主人公の名前)の嘘 にひっかけているとか聞いたけれど(うろ覚え)。
ロスト・イン・ラ・マンチャ - goo 映画
撮影現場の上空をやたらジェット戦闘機が飛びまわったり豪雨にみまわれたり主役が椎間板ヘルニアになったり、ギャグでやってるのではないかと思うくらい次々とトラブルに襲われるのに、悪いと思いながら笑ってしまう。
何が悪い誰が悪いというより、悪い方に物事が転がりだした時の収拾のつかない感じに、見ていてちょっと冷や汗が出る。
保険会社がthe act of God(不可抗力)に対しては保険金を支払わなくていいと主張するところで、「トラ!トラ!トラ!」で、日本側プロダクションサイドが黒澤明が「精神的病気」になったのをthe act of Godとして監督更迭の理由としようとしたが、保険会社に認定されなかったケースと、ちょうど逆だなと思う。
the act of Godだったら支払うというのと支払わないというのと。
出資者Investerを撮影現場に呼んで見学させるなんて場面があるが、数が多いのと割と若いのといやに明るいのとで、記念写真など撮ったりしてまったく観光客のノリ。彼らに出資金は戻ったのかね。
当初の製作費1600万ドル(あとでもっと膨れ上がったみたい)は大金には違いないが、ハリウッドで作ったら低予算だ。今だったらジョニー・デップのギャラでとんでしまうのではないか。
でぶ三人組をあおって撮って巨人に見せるテストフィルムや、数珠繋ぎに枷をかけられた男たち、魚相手にマジメに喧嘩するジョニーなど、断片的に見られる場面だけでもどこを切ってもギリアム印。
どういうつもりか、「鼓動」と書かれたシャツを着ている。「ブラジル」で鎧武者が出てきた時はびっくりけれど、あれはサムライとSam lie サム(主人公の名前)の嘘 にひっかけているとか聞いたけれど(うろ覚え)。
ロスト・イン・ラ・マンチャ - goo 映画
ロスト・イン・ラ・マンチャ東北新社このアイテムの詳細を見る |