楽屋オチ、というか、ものものしい言葉を使うとメタフィクションを日本に持ち込んだ映画ということになるらしく、当時(42年製作・47年日本公開)見た小林信彦には大ショックだったらしい。「パラマウントとは五年契約だから役を下ろしたりしない」とか「われわれの行く手にはドロシー・ラムーアが待っている」とか、登場人物が自分たちが「映画の中の存在」であることを知っているわけね。ウディ・アレンがこれを見て映画を志したとか、「イシュタール」なんて模作が作られたりもしている。
が、それだけに今見ると印象は薄い。先日亡くなった赤塚不二夫の方がよほど過激なギャグを連発していた。
(☆☆☆)
本ホームページ
モロッコへの道 - goo 映画
が、それだけに今見ると印象は薄い。先日亡くなった赤塚不二夫の方がよほど過激なギャグを連発していた。
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