12インチの旧式のブラウン管テレビで、つまりこの映画史上最高の映像美を誇る映画を見る条件としてはあまり良くない条件で見たのだが、その割りに面白さが不思議なくらい減衰しなかった。
映像と音楽のすばらしさだけで持っている映画、というわけでもないと思う。話法も、この記事「スタンリー・キューブリック監督の右腕として25年仕事をしてきたレオン・ヴィタリ」で語られているようにまずシーンと演技をカメラワークに先行させているか、というか。
バリーと決闘して負けて借金を「払います」とバカに素直に言う貴族をやっているのは、スティーブン・バーコフ。「ランボー・怒りの脱出」のロシア将校なんてやってたけれど、舞台演出家としてカフカの「変身」なんて日本公演やってました。
ライアン・オニールのその後については、こちらのポッドキャストの後半でどうぞ。