prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「初笑いびっくり武士道」

2012年01月02日 | 映画
びっくり武士道 [DVD]
主演 コント55号
松竹ホームビデオ


WOWOWで放映されたのを録画しておいたのを、丸一年遅れで鑑賞。
野村芳太郎監督、三村晴彦・加藤泰脚本、コント55号(萩本欽一・坂上二郎)主演。
山本周五郎の原作は、1976年に「ひとごろし」という題で中村努脚本・大洲斉監督、松田優作・丹波哲郎主演で再映画化されています。これが1972年だから、あまり間は開いていない。

ひどい弱虫の侍が剣豪を討ち取らなくてはいけない羽目になり、斬られそうになったので思わず「ひとごろし!」と叫んだら、周囲が一斉に逃げ出したので、剣豪の行く先々で「ひとごろし」と呼ばわってまわり、おかげて剣豪はゆっくり食事することも眠ることもできなくなって大弱り、という話。

弱虫侍を松田優作が演じるというのも意外だったが、ここでは剣豪を坂上二郎が演じるのが意外。鍾馗さまみたいな髭を生やし、いつもの甲高い発声を抑え気味にした役作りで、立ち回りが堂にいっており、喜劇気味なのは当然として剣豪に見えます。

コント55号は生では見ていないのだけれど、サディスティックなくらいの欽ちゃんのツッコミを二郎さんが受けるという型だと思うが、ここだと後半だんだん強弱が逆転してそういう色が出てくる。
これが「差別だ」と「弱者」が叫んで「強者」を追い込む図だったら、今ならそっちの方が普通だろうけれど、40年前はそういうねじれは当然ありません。

後半は道中ものみたいになって、旅の行く先々で田中邦衛、宍戸錠、榊原るみが順々に登場して正月映画らしい花を添えます。
途中から主人公に協力するヒロインが光本幸子。

旅の風景がこの頃はかなりゆったり撮れているのが、今見ると魅力を増しています。

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1月1日(日)のつぶやき

2012年01月02日 | 映画
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あけましておめでとうございます、今年もよろしく。
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あけましておめでとうございます、今年もよろしく…と、書いて40分、未だに繋がらない。
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もう年賀状が来ている。
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新しいシェービングフォームをおろす。
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「初詣」 http://t.co/qKFINiz1
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【本棚登録】『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』増田 俊也 http://t.co/9kSoW3Jg
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いつも三食なので、たまに朝昼兼用にすると5時前で腹減って仕方ない。
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こころなしか、今年の初詣は去年よりどこも人が多いな。
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