辰巳柳太郎が丹下段平役。しかし現実の人間が片目の黒パッチをするとどうしてもマンガチックに見えます。かといってあの扮装を変えるわけにもいかないし。
風俗があとになって意識的に再現したものではなくて制作当時で意識せずに自然に写ってしまったものであるところが、興味深いところ。
チビ連におごってやる御馳走というのがクリームパフェやステーキというのが40年前の感覚だし、段平がジョーを叩きのめすのが土管が並ぶ空き地というのも時代を感じさせる。
泪橋が自動車が行き交う普通のコンクリートの橋になっているのは艶消し。本物の泪橋にあたるところは二箇所あるが、山谷のそれは今は暗渠になっていて橋そのものがない、ともっと艶消しなのだが。
赤や青のフィルターがかかったり照明が当たったりする原色の使い方や、ジョーが独房でひたすらサンドバッグ代わりに立てかけたベッドを叩き続けるバックで光の変化だけでカットを割らず時間経過を表現したあたりは、ちょっと鈴木清順を思わせる。清順はこの少し前、67年の「殺しの烙印」が元で日活を解雇されている。
力石が死んだ後絶叫するジョーのバックがサイケデリック風になるのも時代を感じさせる。
原作のちばてつやは最もオーソドックスなコマ割りと作画をするマンガ家だろうけれど、「あしたのジョー」に関してはジョーの顔がピカソ風に歪んだりコマが真っ白にとんでしまったりといった一種前衛的な表現をしていたな、とも思う。
ものすごい駆け足の展開で、ダイジェストにしかなっていないのは新作と一緒。
(☆☆★★★)
本ホームページ
あしたのジョー(1970) - goo 映画
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