prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」

2013年12月30日 | 映画
一人二役は役者としての腕の見せ所であるのはもちろんだが、ここでは片方の役がサダム・フセインの息子のウダイ・フセインだというところが主演のドミニク・クーパーの演技にもとめられるもののランクをさらに上げていて、それに応えている。
父親の独裁者サダム・フセインがまともに見えるくらいウダイの人格破綻者ぶりはひどいもので、それは映画だから大げさにしているのではなく、むしろ抑えているくらいらしい。当然、影武者の方が引きずられて暴力的な傾向を見せたりするが、一方で逆に影武者のまっとうな方が重しになってあまりにひどい人格破綻ぶりがリアリティを保っているようでもある。

当然のように英語が使われているが、製作国はベルギー。なんで?

監督のリー・タマホリは凄惨な暴力描写にデビュー作「ワンス・ウォリアーズ」以来の容赦のなさを見せる。そういえば、そろそろ一周忌になる大島渚監督「戦場のメリークリスマス」の助監督やっていたのだったな。
(☆☆☆★★)

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12月29日(日)のつぶやき

2013年12月30日 | Weblog

東映の映画館でアンゲロプロスの新作の予告編が流れる光景を見るとは思わなかった。その一方でフランス映画社が差し押さえでピンチ pic.twitter.com/FovCnrHWak というニュースも流れて、なぜ同社が配給できなかったのか、どういう事情があったのか、と思う。

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部屋の掃除。狭い部屋だが、というより狭い部屋だから面倒。床にオトナ買いしたマンガ本のダンボールがどんと置いてあるし。


この時期はやたらとテレビはスペシャル版で長ったらしいのが多いが、録画しながら早送りとCMスキップしていくと、半分以下で済む。というか、まるで見ない方が多いが。


【劣化コピー】  ニコ動向けにデモってるのかも。     実体のないものに点数なんかつけられるかよ。 戦時中でしょ。   ナニコレ珍百景 2時間スペシャル ちっとは北方領土問題に進展あったら、中韓も慌てるんじゃないかな。 rekkacopy.com