壁の花、というのは日本語の表現かと思っていた。アメリカ人でもいくらでもシャイな人間いるじゃない、と思える。むしろ日本より抑圧されていて大変なくらいではないか。かといって、いじめっ子の描写に引きずられないのもいい。
男二人と女一人で、あまり三角関係風の葛藤にならない。主人公がいくらか精神疾患がかっていることもあって、ちょっとドストエフスキーの「白痴」の匂いもする。もちろん「ライ麦畑」あたりのアメリカ文学直系であることは明らかで、文学臭がいい方に出た。トンネルの中で見る世界が現実から飛翔している感じをよく画にしていると思った。
キャラクターがそれぞれ魅力的でイケメンに一向に反発を覚えない、というよりそういう皮相な人間の捉え方をしていない。
「ハリー・ポッター」ではさほど興味持てなかったが、エミリー・ワトソンが魅力的。
(☆☆☆★★)
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公式サイト
ウォールフラワー@ぴあ映画生活
ウォールフラワー - シネマトゥデイ
男二人と女一人で、あまり三角関係風の葛藤にならない。主人公がいくらか精神疾患がかっていることもあって、ちょっとドストエフスキーの「白痴」の匂いもする。もちろん「ライ麦畑」あたりのアメリカ文学直系であることは明らかで、文学臭がいい方に出た。トンネルの中で見る世界が現実から飛翔している感じをよく画にしていると思った。
キャラクターがそれぞれ魅力的でイケメンに一向に反発を覚えない、というよりそういう皮相な人間の捉え方をしていない。
「ハリー・ポッター」ではさほど興味持てなかったが、エミリー・ワトソンが魅力的。
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