娘をほったらかしにしてツアーに出ている母親役のジュリアン・ムーアに、下手すると鬼母に見えかねないような役を、考えてみるとこれが父親だったらあまり珍しくない話だと思わせるくらいに一定の説得力を与えているのをはじめ、結果として小さな女の子メイジーをあちこちにたらいまわしにしたり、家にとめるにしても家宅不法侵入しないといけなくなったりといった事態に追い込んでも、社会派的な問題提起よりはキャラクターのなかなか思うに任せない事情と感情があくまで先に来る作りなのが好ましい。
主役のオタナ・アプリールちゃんが無敵の可愛らしさ。
原作がヘンリー・ジェームズというから、「ねじの回転」「女相続人」「緑色の部屋」の原作者とは同姓同名の別人かと思ったら、当人でした。1843生まれで1916年没だから、19世紀の人だが、まったく今の話としても違和感がない。
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メイジーの瞳@ぴあ映画生活
映画『メイジーの瞳』 - シネマトゥデイ
主役のオタナ・アプリールちゃんが無敵の可愛らしさ。
原作がヘンリー・ジェームズというから、「ねじの回転」「女相続人」「緑色の部屋」の原作者とは同姓同名の別人かと思ったら、当人でした。1843生まれで1916年没だから、19世紀の人だが、まったく今の話としても違和感がない。
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