単独のヒーローものではなくて、それぞれが冷戦時代の研究の結果で超能力を持つようになったメンバーが「Xメン」みたいにチームで戦う趣向なのだけれど、一人が完全に熊になってしまうのには笑った。
見せ場の作り方も型にはまっている割にいちいちテイストが違っていて、大手チェーンではないコンビニに入ってしまったような感じ。
アメリカではロシア人というと熊のイメージでレーガン時代に流行ったイワン・コロフとかニキタ・コロフといったロシア人と称する(実はカナダ人だったりする)プロレスラーとか「ランボー3」に出てきたロシア兵とかもベア・ハッグを得意技にしていたわけだけれど、自分から外部から見たイメージに合わせているのだから、日本での忍者ものみたいな感じなのだろうか。
宣伝では3億ルーブルの超大作、という煽りだけれど、為替を見てみると6億円弱ということになる。うーん、超大作なのかなあ。それでこれだけのCGばりばりの画面作れるのだから、経費安いのかも。
キャラクターも役者も微妙に泥臭い。相手がいくら強いといっても一人に大勢でかかるというのはあまり恰好よく見えない。
(☆☆★★★)
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