イギリスの小島に住むポーランド系のひきこもりがちな少女が人気オーディション番組に出場して夢をつかむという、お話からするとサクセスストーリーなのだが、不思議と細かいところで高揚感を抑える作り。
普通だったら同じ年頃の青年を出してラブストーリー絡みにしたり、家族との確執や応援を描き込んだりするだろうけれど、ずっと応援するのは年上も年上の髭面の爺さまで、家族も最後の方でヒロインがいいところまで行くと応援するけれど、それまでは割と上の空。
クライマックスの歌は大いに盛り上がるが、その後「成功」してからは割と醒めた感じになる。
エル・ファニングは歌える印象なかったが、特訓を受けてこの役を取りに行ったという。子役として成功して長いキャリアを持つファニングとすると共感するところなのかもしれない。
普通だったら同じ年頃の青年を出してラブストーリー絡みにしたり、家族との確執や応援を描き込んだりするだろうけれど、ずっと応援するのは年上も年上の髭面の爺さまで、家族も最後の方でヒロインがいいところまで行くと応援するけれど、それまでは割と上の空。
クライマックスの歌は大いに盛り上がるが、その後「成功」してからは割と醒めた感じになる。
エル・ファニングは歌える印象なかったが、特訓を受けてこの役を取りに行ったという。子役として成功して長いキャリアを持つファニングとすると共感するところなのかもしれない。