prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ダンガル きっと、つよくなる」

2018年05月05日 | 映画
インドで「巨人の星」をリメークしたアニメが作られたことがあるというが、スパルタ親爺が子供を鍛えて夢をかなえようとするのはこれも一緒。
やや違うのは、一応実話ネタ(主要人物三人以外はほとんど創作とタイトルが出る)であることと、子供が女の子だということ。

インドの男尊女卑は言っては悪いが有名で、前に見たドキュメンタリーで代理母出産した女性が受け取るべき報酬が、女性は銀行口座を作れないので夫の口座に振り込まれ、みんな夫が使ってしまうというヒドいのがあった。

「バーフバリ」もそうだったけれど、さすがに最近のインド映画の作り手は世界的なフェミニズムについても知った上で作っている感じはある。

スパルタ式に鍛えられた子供も、いずれは親の手を離れなくてはならないわけで、そのあたりの処理をかなり強引にだけれどやりきっている。
(☆☆☆★★)


「ダンガル きっと、つよくなる」 公式ホームページ

「ダンガル きっと、つよくなる」 - 映画.com

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