prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

LAW & ORDER シーズン9 #10 「言論の自由」

2013年01月24日 | 海外ドラマ
※ 公園で木に吊るされた少女が発見され、病院へ搬送中に死亡する。周りには血の付着したパイプや石が落ちていた。被害者は高校生のクリスティーナ・オズボーンと判明。持っていたナップザックがゴミ箱で見つかり、中には旅行に行くような物が入っていた。友人の話から、白人至上主義者のパーティーに行く予定だったことが分かる。

白人至上主義の若者たちの無知蒙昧ゆえの不気味さ、残虐さに胸が悪くなる。
白人であっても面白半分に石打ちで殺してしまうのだから、2000年も前のキリスト以前の精神世界に近いのではないかとすら思わせる。

サム・ウォーターストン扮する検事が彼らのリーダーによる扇動を殺人教唆として告発するのと、弁護側があくまで言論の自由の範疇であり合衆国憲法によって守られるべきだと主張するのとが対立する。
検事の反論が、言論の自由は相手の主張を聞くこと、意見を交換することを前提にしているのであって、異なる意見違う立場の者たちを殲滅することは入らないと陪審員を説得するあたり、緊迫感充分。ウォーターストンが役者としての見せ場をここぞとばかりにものにしている。

ただし、検事の主張も正義感のあまりいささかこじつけじみた感が残るのも確かで、相変わらずこのシリーズは単純に割り切れない。どう判決が出ようと憎悪は消えないというのも重い。

警察がネオナチのパーティに潜入捜査させるのに、いかにも白人という感じの警官があまりいないというあたり、警察というのはマイノリティの比率の高い組織でもあるのがわかる。

HATE- LAW & ORDER シーズン 9, #10 / [ シリーズ通算 #191]

ゲスト:アンナ・ベルナップ「CSI:NY」
脚本:ルネ・バルサー
監督:コンスタンティン・メイクリス

1月23日(水)のつぶやき

2013年01月24日 | Weblog

「ブラック・ジャック カルテ11 <おとずれた想い出> カルテ12 <美しき報復者>」 goo.gl/Db07L


【本棚登録】『グリーン車の不思議―特別車両「ロザ」の雑学 (交通新聞社新書)』佐藤 正樹 booklog.jp/item/1/4330302…


今回の約束を破って実名報道した朝日新聞には抗議文を書きまして、今回の実名報道されるまでのやりとりについての取材を受けます。

小暮 宏さんがリツイート | 1953 RT

朝日新聞の記者は2つ約束をしておりました。「実名は公表しない」「本白水さんの許可がなければ絶対に記事にしない」。この2つの約束を破りました。

小暮 宏さんがリツイート | 5485 RT

叔父の子どもが住むマンションには報道各局が押し寄せ、14世帯中13世帯に取材をし、近隣に迷惑をかけております。さらに郵便受けの中身を確認していたそうです。やめてくれ。

小暮 宏さんがリツイート | 4288 RT

鹿児島の高齢の親族には取材を許可することのリスクについての説明もないまま、取材の許可を取り、ピュアな高齢の親族はそのリスクを知らないままテレビや新聞の取材を受けていた。さらにうちの住所を教えていたらしい。

小暮 宏さんがリツイート | 2295 RT

朝日新聞が実名報道したから、実名がばれ、テレビ局の取材が入り、遺族が晒されたわけです。

小暮 宏さんがリツイート | 1930 RT

我が家にもテレ朝と日テレとTBSが取材申し込みにきて、政府と日揮は実名は公表しないと言っているのに、こんな卑怯なやり方で公表された情報に乗っかって、メディアとしてのプライドはないのかと言ってやりました。

小暮 宏さんがリツイート | 3035 RT

いま実名が出たら、ただでさえ憔悴しきっている親族に追い討ちをかけることになる。私はいとこたちや両親を守らなければならない立場なのに自ら彼らを傷つけることになる。本当にお願いしますから実名報道だけはやめてください。と懇願したのに、朝日新聞記者は実名報道しました。 #asahi

小暮 宏さんがリツイート | 5800 RT

こちらの抗議文を #朝日新聞 本社へ郵送しました。 #asahi pic.twitter.com/MHmLbDAw

小暮 宏さんがリツイート | 4425 RT

@wwww_bot 衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛{衞}衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛


ピーナッツアレルギーを持つ人にピーナッツを食べさせて殺すという手口がアメリカの犯罪ドラマにときどき出てくる #dig954


昔の給食は何がなんでも残さずに食べさせるという方針だったけれど、今思うとずいぶん危ないことしていたなあ。#dig954



ブラック・ジャック カルテ11 <おとずれた想い出> カルテ12 <美しき報復者>

2013年01月23日 | 映画
ブラック・ジャックFINAL【スペシャル・エディション】 [DVD]
オデッサ・エンタテインメント


出崎統監督の最後の仕事。
「名誉監督」という長嶋茂雄みたいな肩書きで、実質どれくらいコントロールしているのかと思う。

エピソード11はピノコの誕生秘話のアレンジ版。
近代医学に、双子がうまれやすい家系で片方が早世するという白鷺伝説と、白鷺の舞の宗家といった日本の古典を結びつけたこのシリーズとしては「雪の夜ばなし」に通じる独特の世界。
姉妹の別れで障子に写った影をうまく使った表現が冴えている。

エピソード12は明らかに北朝鮮を思わせる独裁国家を舞台にした一編。ただ後継者争いは今見ると証文の出し遅れ気味だし、独裁国に反乱軍なんてそうそうありえないだろうし、あんな近くで爆弾が爆発したら人間は原型とどめてないぞと思わせる。
「サンメリーダの梟」などの東欧を舞台にしたエピソードではそれほど不自然に感じなかったのが、北朝鮮らしき国となると途端に気になる。

止め絵をはじめとした得意の映像表現もかなり影をひそめていて、光の表現も透過光を多用していた時は本当の光を当てていたのが、あとからデジタルエフェクトとして合成されるのとでは、相当にニュアンスが変わってくる。

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1月22日(火)のつぶやき

2013年01月23日 | Weblog

自然のことはあまりわかってませんということですか、結局。#dig954


有識者たちが演じる笑えないドタバタ喜劇。#dig954

1 件 リツイートされました

人質になっていた人たち、意外と年配だったな。再就職組もいたし、どういう選考でアルジェリア行きになったのだろう。#dig954

1 件 リツイートされました

ペルーの日本大使公邸占拠事件ではテロリストはただ殺されただけでなく見せしめに首を切り落とされたといいますが。 #dig954


よど号事件では人命優先で法律を曲げて赤軍を北朝鮮に送った日本政府。禍根を残したと思いますけどねえ。#dig954


映画アルゴに描かれた救出作戦に一役かった、というか実際はCIAより重要だった主張しているのがカナダ。#dig954


テロとの戦いというよりれっきとした戦争。#dig954


中国は資源を世界中からかき集めるのに金だけでなく武器もぶっこんでるから #dig954



「LOOPER/ルーパー」

2013年01月22日 | 映画
「映画というのは本来クライマックスから作っていかなくてはならないのです」とは伊丹十三の言だが、これくらいよく伏線が効いている、しかもタイムパラドックスものである以上前から後にばかりではなく、後から前にも伏線が張られているシナリオも珍しい。
黒幕の人物の設定とその明かし方など、あっと言わせる。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスの同じ人物の若い時とその30年後が同じ時に同居して、ウロロボスというか二匹のヘビが互いにしっぽを飲み込み合ってぐるぐる巡っているような見事な構造。
しかも最終的に自分自身との対決というテーマに自然に収斂されていく。

全然似ていない二人が時間が経つにつれて次第に似ているように見せるあたりがスタッフの腕の見せ所。
前半はもっぱら男ばかりのドラマに次第に女子供が関わってくるところで人生観や世界観が決定的に変わっていくのに説得力あり。

未来世界がいかにも未来っぽくて安いガジェットが散在する都会と、ど田舎の畑のいっこうに未来的でない風景との取り合わせがおもしろい。
(☆☆☆★★★)

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1月21日(月)のつぶやき

2013年01月22日 | Weblog

ダメとなったら全否定に突っ走るのは原発も大阪の体罰自殺も一緒 #dig954


飛行機が翼をはばたかせるなんて、筒井康隆の「五郎八航空」みたいw #dig954


しかしどんなおどろおどろしい話になるかと思ったら、ヒコーキ大好きで突っ走っていたw #dig954



1月20日(日)のつぶやき

2013年01月21日 | Weblog

テレビドラマのカラマーゾフの兄弟、案の定途中で投げてしまった。兄弟が子どもの時から描くと父親と強烈なキャラクター同士がガンガンぶつかり合うまでいかない。しかし黒澤家なのにカラマーゾフとはこはいかに。


大胆すぎる発想、幽霊のふりをして料金所を突破した女性の動画 - DNA dailynewsagency.com/2013/01/19/wom… @dailynewsagencyさんから 幽霊っていうか、貞子だな。幽霊のふりだけでなく、もう一つ小技と組み合わせているのがうまいところ。



大島渚 追悼特別番組 大島渚の闘い!

2013年01月21日 | 映画
「御法度」の撮影にとりかかる時、もっと良くなるまで待ってはという声があったというが、そうしていたらあれは出来ていなかっただろう。
子供の時、母は家の表札に「大島渚」とまだ10歳程度の息子の名前をかけたという。
テストをしなくていい役者をいい役者というのが基準らしくてデビッド・ボウイやシャーロット・ランプリングなどを実例として挙げる。
創造社旗揚げ当時のことを小山明子いわく「男は家を出れば七人の敵がいるなんて言うけれど、うちのは七人の味方がいて後はみんな敵なんですからね」
音楽がピアソラというのは、終始戦い続けた表現者という点では一緒という意図からか。
「絞死刑」主演の尹隆道が出てきたので調べてみたら、のちに出版社の晩聲社経営者になってるのね。
佐藤慶、石堂淑朗、小松方正、アンゲロプロスといった故人たちがインタビューを受けている。
しかし「愛のコリーダ」の性表現に手を出せないよう未現像のフィルムをフランスに送るという手は逆に今では使えないな。

「朝生」に出演して管直人が「役者から大統領になった人もいるのだから」と言ったのにすごい勢いで役者に対して失礼だ、世界中の役者に対して謝れと噛み付く。
他、あちこちで本気になって怒る姿をむしろ喜喜としてドキュメントしている。


BS朝日

映画監督としてデビュー以来、社会や時代と闘い続ける反骨の男、大島渚。
その闘いの歴史を検証する。


ロンドンで脳出血で倒れて4年、大島渚は辛抱強く病院通いを続けていた。
全ては映画の現場へ復帰するための闘い。
1954年、大島は今は無き松竹大船撮影所で闘いを開始した。旧態依然たる日本映画界に風穴を開けるべく松竹を飛び出し、そして日本を飛び出して「世界のオオシマ」へと飛翔していった。
そして21世紀へ向けて大島の闘いは続いていた。傍らにいるのは40年にわたって同志として大島を支えてきた妻・小山明子。デビュー以来社会や時代と闘い続けた彼の歴史を検証しつつ、ビートたけし、坂本龍一、佐藤慶
らがその素顔を語る。

大島渚【映画監督】
1932年、京都に生まれる。
54年京都大学法学部を卒業。同年に松竹大船撮影所に助監督として入社する。59年に「愛と希望の街」で監督デビュー。
以後、「青春残酷物語」「太陽の墓場」を発表し、松竹ヌーベルバーグの騎手として注目を集める。
61年、松竹を退社、独立プロを設立し、次々に話題作・問題作を創る。その後カンヌ映画祭では、76年「愛のコリーダ」が非公式出品ながら最大の話題作となり、78年には正式出品されていた「愛の亡霊」が監督賞を受賞。
その後の「戦場のメリークリスマス」など彼の作品は世界中から熱い視線が注がれている。夫人は女優の小山明子。

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「もうひとりのシェイクスピア」

2013年01月20日 | 映画
原題はAnonymous(無名者)。

実際に戯曲を書いたのと名前を提供したのと、別のシェークスピアがいるというあたりまではありがちだが、才能のない別の劇作家、エリザベス女王、そしてシェークスピアの宮廷劇や実際のイギリス宮廷に出てきて権力闘争を繰り広げるキャラクターたちがごそっと出てきて、さらにはグローブ座の観客たち=大衆までも含めた時代の総体をつなぐ言葉そのものとして、シェークスピアがあるといったやたらと構えの大きな作り方。

イギリス宮廷劇に関する予備知識が相当にあればともかく、いきなり複雑な人間関係を提示されてもいささかついていきずらい上、コスチューム・プレイなので個々人のメイクや扮装が濃い分、ますます見分けがつきにくい。おかげで誰が何やっているのか、といった基本的なところで情報伝達が不十分。
クライマックスにあたるグローブ座に集まった観客が暴徒と化すのは、芝居が終わっていないのに劇場から出て行くものかと思わせ、しかもグローブ座はぐるりを取り囲んだ構造だからなおさら不自然。

監督はハリウッド版「ゴジラ」や「インディペンデンス・デイ」といった大味特撮大作で売ったドイツ人のローランド・エメリッヒ。まるで畑違いに思える分野に挑んだのはいいとして、風呂敷を広げすぎてへたってしまった印象。役者たちをそれぞれちゃんと粒立たせて使う腕がない。

撮影・美術の古典的な美しさと、デジタル技術を使いこなしたスケールの大きさが両立している。
(☆☆☆★)

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1月19日(土)のつぶやき

2013年01月20日 | Weblog

橋下市長が桜宮高校の教員の給与をストップしたらどうなるか nabeteru.seesaa.net/article/314138… 権限ないくせにあるようなハッタリかましてたってわけです。バカバカしいのにもほどがある。


【本棚登録】『ペットのがん百科―診断・治療からターミナルケアまで』 booklog.jp/item/1/4385365…


この寒い中、チューリップの芽が出てきた。


野良犬の原作が黒澤明の名だけですか。菊島隆三はどうした。



CSIマイアミ9 エピソード6 「殺人オンエア」

2013年01月19日 | 海外ドラマ
IMDb - Reality Kills

Director:Marco Black
Writer: Melissa Scrivner-Love

※ 若い男女4人が同じホテルに長期滞在し、パーティーとセックスに明け暮れる様子を描くリアリティー・ショーがあった。そのプレミア会場で出演者が殺されてしまう。

今やたらとアメリカで受けているらしいリアリティ・ショーの出演者たちの素顔、というのを改めて描く趣向がおもしろい。××が実は童貞、というのにはびっくりして笑った。
CSIでもマイアミは一番派手で金がかかっていて、科学捜査官であるところのCSIがどかどか銃を撃って爆弾が破裂するのがギャグになるくらいで、だから三つあるCSIのうちこれだけ終了することになったわけだが、その裏に清教徒的なアメリカが貼り付いている。

ホレイショ・ケイン:デヴィッド・カルーソ(石塚運昇)、カリー・デュケーン:エミリー・プロクター(宮島依里)、エリック・デルコ:アダム・ロドリゲス(阪口周平)、ライアン・ウルフ:ジョナサン・トーゴ(浪川大輔)、ナタリア・ボア・ヴィスタ:エヴァ・ラルー(藤貴子)、ウォルター・シモンズ:オマー・ミラー(乃村健次)
製作総指揮
ジェリー・ブラッカイマー
(『アルマゲドン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、、『ナショナル・トレジャー』シリーズ他)
テーマ曲
The Who「無法の世界」
(原題:Won’t Get Fooled Again)

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1月18日(金)のつぶやき

2013年01月19日 | Weblog

LAW & ORDER シーズン8 第5話「法と自由と正義」 #海外ドラマ goo.gl/CpoSW


@motoken_tw これで落ちた受験生が自殺したらどうするのでしょうね。反省も謝罪もしないのは確かです。


暴露ナイトで見たのだが、宅間守と獄中結婚した女がいたのにも驚いたが、志願者がふたりいたというのにはもっと驚いた。


まじめに投票する有権者が減るほど少ない得票数で多くの議席を得られることになるので、政治家はわざと醜態を晒してやる気を削ぐようにしているのではないかと思うことあります。


美空ひばりの「ダニー・ボーイ」を聴いております。


映画には手が出せないから写真集を摘発する警察のいやがらせ。#dig954


自分では革命と義理人情の人だとも #dig954


だいたい、早いうちからテレビでドキュメンタリーもドラマ「アジアの曙」も撮っていたのだし #dig954


井筒和幸監督とは在日を描くことに執着してるところで共通しているし #dig954


大島渚は「日本の黒幕」なんて撮りかけていたのですが #dig954


大島監督はあるシンポでヤクザ映画を撮ってくださいといわれて、撮りたいけれど撮れないのだとバカに怒ったとか #dig954



LAW & ORDER シーズン8 第5話「法と自由と正義」 

2013年01月18日 | 海外ドラマ
このシリーズの構成は前半が警察の捜査、後半が検察による権限行使となっていて、いわば事件が主役なため話が次々と斜め上に展開するのが常態になっていて、そのどう展開するのか読めなさ加減がまことにスリリング。
内容も描写のタッチもすこぶるハードで、シドニー・ルメットの映画を想起させるが、むしろテレビ出身のルメットの方が似ているのだろう。

ミリシア(字幕では市民軍と訳していた)が武装して銀行強盗を行う事件。
犯人たちは政府が不正・不適当だったら人民はこれを拒否できるというアメリカ独立からの基本理念を盾にして、アメリカの法で裁かれるのを拒否し、戦争捕虜として扱うことを要求する。

銃を持つ自由というのを合衆国憲法は保障としているわけだが、それは独立戦争で不正なイギリス政府を拒否して新しいアメリカ政府を樹立したように、もし政府が不正ならこれを打倒することを憲法が保障しているということらしい。

ミリシアのリーダーは、子は親より豊かにならなくてはならないというアメリカの夢が実現しない不満を煽り、現政府の不正さを訴える。
実体はただの武装強盗なのだが、この訴えを陪審が一部認め、評決不能(原題のNULLIFICATION)つまり実質的な無罪になるというのが恐ろしい。
なぜアメリカが銃社会であり続けているかという論理を端的に示した一編。

※ 馬券売り場前で現金輸送車が3人組の覆面強盗に襲われた。銃撃の末、犯人1名と警備員1名が死亡。2人目の犯人ともう1人の警備員は病院に搬送され、3人目の犯人は姿をくらました。即死した犯人マシュー・ブラントの独特のワシの入れ墨から警察は“自由の民”と呼ばれる右翼武装集団にたどりつく。

ゲスト:デニス・オヘア「アメリカン・ホラー・ストーリー」
脚本:デヴィッド・ブラック
監督:コンスタンティン・メイクリス


NULLIFICATION [ シリーズ通算 #162]

1月17日(木)のつぶやき

2013年01月18日 | Weblog

はいRT @kishaburaku: もう「橋下さんは間違いをすぐ認めて撤回するのがいいところ」とか褒めるのやめませんか?これだけ不規則発言を繰り返して、そのたびに撤回している人間のどこが偉いんですか?

小暮 宏さんがリツイート | 128 RT

@yapoono6: 故・石原裕次郎の『黒部の太陽』が初ソフト化! cinematoday.jp/page/N0049399 @cinematodayさんから 大画面で見て欲しいって、アラビアのロレンスや2001年だってとっくの昔にソフト化されてるのに。


橋下市長は、教育委員会や教師らを「敵」に見立てた勝負に勝つという意欲はすさまじいが、子どもたちの教育、子供たちの人生という視点がすっぽり抜け落ちているのが致命的。

小暮 宏さんがリツイート | 671 RT

日本の警察は優秀って言われてたんだよな(遠い目)#dig954


暴力団をつぶしすぎて警察の力が余ってるんじゃないか。#dig954


「警察こそ日本最大の暴力団だ」 雁屋哲の劇画「野望の王国」より  #dig954


公安委員会って、教育委員会とどっこいどっこい。#dig954



「の・ようなもの」

2013年01月17日 | 映画
いわずと知れた森田芳光長編商業映画デビュー作。
この頃(1981公開)だとソープランドではなくトルコ風呂なのね。名称が変更になったのは1984年、東大に留学していたトルコ人学生の抗議によるものだがその時協力したのが小池百合子なのだと。

チリ紙交換の車が走っていたり、もちろんパソコンも携帯もないし、30年前となるとかなり違うといえば違う。ただ、若手落語家に目をつけるというのはずいぶん先見の明があったと今更思う。

公開当時の入場料を995円に設定したはず。1000円札出しておつりが5円、つまり御縁がありますようにというシャレ。
公開された劇場は今ではヒカリエになっている、「ガメラ3」でガメラが前に着陸した東急文化会館五階の東急名画座(名前はいろいろ変わった)で、その前に上映していたのがタルコフスキーの「ストーカー」という妙な流れ。

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