今日は「ひな祭り」でした。
女の子のいる家も、男の子だけの家も
夕食には、ちらし寿司など食べたくなるのが「桃の節句」。
お雛さまの優しいお顔はきっと男の子も女の子も好きなはず。
今日は楽しいひな祭り。
我が家には娘がいるので、今日は健やかな成長を祝って
娘の身に降りかかろうとする災厄を
代わりに引き受けてくれる
守り神のお雛さまに感謝しながら祝いの宴。
ささやかな手料理で、おひな祭りを楽しみました。
桃の花や菜の花、ガーベラやスイートピーを買って来て
小さな花かごにアレンジしてみました。
私からのお祝いの「ひな祭りアレンジメント」です。
オードブルは鶏のから揚げ、牛肉の野菜巻きフライ
そしてイベントには必ず作るゴイクン(生春巻き)。
ちらし寿司にはフキをたっぷり入れると春の香りがしました。
今日のちらし寿司は、亡き母が作ったちらし寿司と同じ味。
なかなかこうはいかないのに、大成功でした。
今日はスペシャルデーだから、ちらし寿司をお重箱に詰めました。
それから母を思い出して、母を真似て
ネギと蛤のぬた和えと、菜の花の辛子和えも作ってみました。
これでもう十分に「弥生の春」を感じられました。
私にとって、母のいない初めてのひな祭り。
もう母に「さじ加減」を尋ねることはできません。
ひな祭りは、ちらし寿司と蛤のお吸い物が定番です。
では、どうしてちらし寿司と蛤のお吸い物だか知っていますか?
ちらし寿司は、春のお花畑のような雰囲気でしょう?
だから桃の節句にはちらし寿司を作るのです。
な~んて、これはマドンナさんのひな祭りの定義。(笑)
でも、ひな祭りに蛤のお吸い物を食べるのには、意味があります。
蛤は2枚の貝殻がピッタリ合うペアが他には存在しないということで
夫婦和合の象徴、女性に貞操を教えるために使われます。
娘が蛤の貝殻のように、ピタリと合う男性とめぐりあい
幸せな人生が送れますように・・・という親の願いが込められているのです。
ひな祭りには、スイートもこんなに可愛らしいのがあります。
和菓子も洋菓子も、今日はひな祭り一色です。
ワクワク、ドキドキ、ダイエットを忘れます。
ひな祭り限定のスイーツ、買わないはずがありません。
これはモロゾフのケーキ。
「ひなまつりのいちごケーキ」という可愛らしいネーミングです。
スポンジが柔らかくて、甘さ控えた生クリームが絶妙の味。
とても美味しかったです。
これは桃林堂の和菓子。
一目惚れして買いました。
和菓子は季節の風情がありますね。
ひな祭りをこれほど可愛らしく表現した和菓子
私の中ではイチオシで、購入しました。
「ひなあめ」もあります。
こちらは京菓子です。
眺めているだけで、春の訪れを感じます。
「歓びの春」とでも題したいような京菓子、
どれをいただこうか、迷うのもまた楽しいですね。
桃のワインは生協で購入したもの。
今日の日を楽しみに待っていました。
ほんのりピンク色で、もぎたての桃を思わせる
フルーティーな香りがとても美味しかったです。
ひな祭りが楽しいのは、ご馳走を食べられるから。
ご馳走は食べる方も、作る方も楽しくて幸せです。
我が家も、今夜は楽しいひな祭りをしました。
さ~て、次の吉日には、お雛さまを仕舞いましょう。
この一年、娘が元気で幸せに暮らせますように。
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ひなまつり
ひな飾り 君の成長 歓びて
あと幾年 ともに暮らせし (マドンナ)
ささやかに祝いの膳を用意して
白酒飲んでひなケーキ
身も心も美しい女性に成長したこと
誰に感謝すればいいのか
娘よ娘・・・ 私たち夫婦の宝
マドンナの夢ギャラリー(3月3日)