4月1日から始まった「2023桜便り」も
今日で最後となりました。
今年は桜の開花が早くて、3月27日から
桜の追っかけをしていました。
何年ぶりかで、再会できた桜には
感無量でした。
そして地元の桜には
「今年も咲いてくれてありがとう」と。
美しい桜に、たくさん出会うことができて
幸せでした。
「2023桜便り」最後の桜は
「大阪造幣局桜の通り抜け」です。

今日のフォト。 造幣局の桜の通り抜けは
2023年4月7日~4月13日まで開催され
今年も事前の予約申し込みが、必要でした。
普賢象(ふげんぞう)
花は淡紅色で、開花が進むにつれて白色となり
花弁数は、20枚~40枚あります。








妹背(いもせ)
花は濃淡になった紅色で、時には1つの花に
実が2つ、対になって付くことから
この名前が、付けられました。
花弁数は、30枚ほどあり
二段咲きが、見られます。

平野撫子(ひらのなでしこ)
造幣局の桜の通り抜けには
1本1本の木に、名札が付けられています。

緋桜(ひざくら)
花は大輪の濃紅色で、花弁数は30枚ほどです。

鬱金(うこん)
江戸時代に、京都知恩院に植えられていたと言われ
花は淡黄緑色で、ショウガ科のウコンの根に
似ていることから、この名前が付けられました。
花弁数は、10枚~15枚です。

簪桜(かんざしざくら)
東北地方で見つけた桜で、花が「かんざし」に
似ていることから、この名前が付けられました。
花は淡紅色で、花弁数は14枚~31枚です。

園里黄桜(そのさときざくら)
長野県梅ノ木地区で見つかった桜で
「普賢象」の枝変わり品種で
黄緑色に、緑の筋が入った花を咲かせます。
花弁数は、30枚~50枚です。

桜満つ
還暦過ぎて
古希迎え
喜寿も傘寿も
通り抜けたい
数珠掛桜(じゅずかけざくら)
親鸞聖人が、桜の枝に数珠を掛けられたという
故事から、この名前が付けられました。

御衣黄(ぎょいこう)
花は黄緑色で、開花が進むにつれて
花弁の中心に、紅色の縦線が現れる珍しい品種で
花弁数は、15枚ほどです。

糸括(いとくくり)
江戸時代から知られている里桜で
糸で括ったように、束上に花が咲く。
花は淡紅色で、花弁数は10枚~15枚。
葉がとてもきれいな一枝だったので
こんな構図で、撮ってみました。

松月(しょうげつ)
造幣局の桜の通り抜けには
毎年、「今年の花」というのがあります。
これは人気投票で、決まります。
2023年の今年の花は、「松月」でした。
東京荒川堤にあった名桜です。
花は最初、淡紅色で次第に白色になり
花弁数は25枚ほどで、葉化雌しべがあります。

桜の通り抜けは、1883年(明治16年)に始まり
今年で、140年目を迎えました。
今年は新たに、伊予熊谷(いよくまがい)と
舞姫(まいひめ)が、加わり
今年の桜は、140品種339本でした。
ここを通り抜けると、青葉の季節が始まり
初夏の風も、吹いて来る。
今年も、桜追いの旅はとても楽しく
幸せな時間を過ごすことができました。