今日のフォト。 雪がとけて 川になって 流れて行きます。
つくしの子が 恥ずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか♪
雨水(うすい)とは、降る雪が雨へと変わり
雪どけが始まる頃のこと。
山に積もった雪も、ゆっくりと解け始め、田畑を潤します。
昔から雨水は、農耕を始める時期の目安とされてきました。
黄色いマンサクに続いて、赤いマンサクが咲き始めました。
七十二候=雨水初候。 土脉潤起。(つちのしょううるおいおこる)
冷たい雪が暖かい春の雨に変わり、大地に潤いを与える頃。
寒さもゆるみ、眠っていた生きものも目覚めます。
七十二候=雨水次候。 霞始靆。(かすみはじめてたなびく)
霧やもやのため、遠くの景色がほのかに現れては消え
風景にも、趣きが加わる頃。
春に出る霧を 霞(かすみ)と呼び
夜の霞は、朧(おぼろ)と呼びます。
七十二候=雨水末候。 草木萌動。(そうもくめばえいずる)
草木が、顔を出す頃。
春の日差しの中、草木が芽吹き、新しい命が生まれます。
違いがわかるようで、わからないのが、「霧」と「霞(かすみ)」
目で見る限りでは、わかりません。
ただ「霧」は、秋の季語で、「霧がたちのぼる」といいます。
村雨の 露もまだひぬ 真木の葉に
霧立ちのぼる 秋の夕暮 (百人一首)
霧に比べて、「霞(かすみ)」は、春の季語です。
そして霞は、「霞がたなびく」といいます。
春の初めの歌枕 霞(かすみ)たなびく 吉野山
鶯 佐保姫 翁草 花を見捨てて 帰る雁 (梁塵秘抄)
旬の食べ物は、蛤、菜の花。
雛祭りや結婚式には、欠かせない縁起のよい貝です。
蛤の二枚の貝殻は、対のもの以外とは合わないことから
夫婦和合の象徴とされ、祝事に用いられるようになりました。
春を呼ぶ、菜の花レシピ。
和えものだけでも、たくさんあります。
菜の花の辛し和え、菜の花のごま和え、菜の花の酢味噌和え
菜の花のピーナツ和え、菜の花のワサビマヨ和え。
そして2月のスイーツは、何と言ってもチョコレート。
今年のバレンタインデーに、いただいたものです。
アーモンドチョコと、生チョコです。
口の中でチョコが溶けると、香ばしいアーモンドが出てきます。
生チョコは、ミルクたっぷりの甘いチョコでした。
バレンタインチョコって、本当にスペシャルですね。
2月18日は、二十四節気の「雨水」
雪が雨へと変わり、雪解けが始まる。
キャンディーズの歌、「春一番」を歌いたくなる。
冬至から 1/6年。
女の子のいる家庭では、「雨水の日」にお雛さまを飾ると
良縁に恵まれるという 言い伝えがあります。