今日のフォト。 大阪天満宮・表大門のしめ縄。
終天神・湯立神事の続きです。
太陽の光が最も弱まり、全ての生命力が
衰えるこの季節に、湯を立て
神さまに献上して、自らも浴び
無病息災、吉兆、五穀豊穣を願う。
巫女さんが、大釜の中に笹を入れて。
お湯を含ませ。
激しく振ります。
雫は、参拝客の方にも飛んできます。
五つの大釜、それぞれに行われます。
水飛沫(みずしぶき)
掛けて吉兆
祈る朝
終天神
冬光の中
今年は、冬の太陽が降り注ぐ中
終天神・湯立神事が執り行われました。
巫女さんの表情は、とても真剣で
美しい姿です。
神事が進むにつれて
頭(こうべ)を垂れる参拝者もいます。
とても厳粛な神事です。
湯立神事が終わると、絵馬のお焚き上げです。
この1年に奉納された絵馬を高く積み上げ
四隅に、神職さんが御神火を点火します。
湯立神事に使った笹も、授与していただきました。
(並んで、先着)
そして火は、またたく間に
燃え広がりました。
トラックに積んで境内に運ばれて来た
今年の絵馬を神職さんが
次から次へと、入れてゆきます。
全ての絵馬が、終天神の日に
お焚き上げされるそうです。
水(湯)と、火の神事。
絵馬に込められた願いが叶い
炎は高く高く、天へと昇ってゆく。
大阪天満宮の表大門の上を見上げると
十二支の方位盤があります。
そして大阪天満宮では、「酉(とり)」の絵柄は
鶏ではなく、「鳳凰」なのです。
来年は「辰年」なので、辰を主役に。
2023年のうさぎさん、お疲れさま。
これが今年最後のイベント写真かな?
「終天神」に行けて、よかったです。