マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

処暑

2020年08月23日 | 歳時記



今日のフォト。 蝉さん、今夏も頑張りましたね。
BGMは、蝉しぐれ。
蝉たちは、「夏だよ、夏だよ」と、鳴いているだよね。


8月23日は二十四節気の「処暑」
厳しい暑さは、峠を超えたかな?






            









それともまた、暑さが戻ってくるのかな?









七十二候=処暑初候。 「綿柎開(わたのはなしべひらく)」


綿を包む柎(はなしべ)が、開き始める頃。
柎(はなしべ)とは、花の萼(がく)のことです。


柎が開き始めると、ふわふわとした綿毛が中からとび出します。
この綿毛が、木綿の糸や布になります。


住吉大社・御田植え神事の植女の花笠には、魔除けの「綿の花」の造花。









七十二候=処暑次候。 「天地始粛(てんちはじめてさむし)」


日中はまだまだ暑いけれど
冷たい空気とともに、秋を運んできます。









七十二候=処暑末候。 「禾乃登(こくものすなわちみのる)」


稲穂の先が、少しずつ重くなっていく頃。
早いところでは、9月に「新米」が食べられますね。









花。


秋の七草、言えますか?
萩、桔梗、葛、藤袴、女郎花、尾花、撫子。


春の七草は、七草がゆで食べますが
秋の七草は、観賞用で、どれも風情のある花です。









果物。


ぶどうが美味しい季節となりました。
果物も、夏から秋へとバトンタッチ。









虫。


秋の虫たちが、鳴き始めます。
スズムシ、マツムシ、コオロギ。


子供の頃、故郷では虫たちの大合唱でした。


写真のキリギリスは、秋の季語ですが、夏の虫だそうです。
「ギィーッチョン、ギィーッチョン」と、鳴きますね。


8月23日は、二十四節気の「処暑」
秋の味覚が、店先に並び始める楽しみな季節です。







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