豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

きょうは“父の日”

2009年06月22日 | あれこれ
 
 きょうは“父の日”、らしい。
 
 「研究者の卵」をしている上の息子が、ほしいものをプレゼントしてくれるという。

 息子は、今年から任期制の研究員に採用され、非常勤講師の口も得ることができたので、そこそこの収入がある。
 せっかくなので、先日の朝日新聞の全面広告に載っていた『日本直販』の広告にあった“USB/SD スロットレコードプレーヤー”というのを希望しておいた。

 レコードプレーヤーは持っていたのだが、長い間使わないでいたらターンテーブルが回らなくなってしまった。
 中を開けてみると、モーターとターンテーブルを繋ぐゴムのベルトが埃と溶けたゴム(?)でネバネバになっていた。
 その後、買い換えることもなく何年も放置してあった。
 したがって、レコードも死蔵されたままになっていた。

 あまり“誕生日”とか“父の日”だからということで、とくに何かがほしいということはないのだが、今回は、こいつ(“レコードプレーヤー”)をもらってもいいな、という気がおきた。

 さっそく息子が、先週『日本直販』にネットから申し込もうとしたが、発送まで3週間と言われたらしい。
 それでは父の日に間に合わない。ネット上をあちこち探して、同じ品物を6月21日着で配送できる店を見つた。値段も『日本直販』より少し安かったので、そこに注文した。『トレジャーマーケット』というところだった。
 そして遅れることなく今日の昼すぎに到着した。
 「お買い上げありがとうございます。商品を気に入っていただけたらレビューをお願いします」という手書きの手紙が添えてあった。気に入った。

 夕食後、家族4人で近所の公園でジョギングをしてから、さっそくレコードを聴いた。

 まずは、サイモンとガーファンクルのベストアルバム、ついで、ハイファイセット、カーペンターズ、・・・。
 1万5000円ちょっとのプレーヤー、スピーカーも内蔵だが、意外に悪くない音が出ている。久しぶりにレコードを聴くと、デジタルとは違ってやわらかくて懐かしい音である。

 サイモンとガーファンクルを聞いた下の息子が、「おれもまたギターやろうかな」と言った。

 最初はレコードが劣化する前にUSBメモリーに録音しようと思っていたが、プレーヤーで聞いたほうがレコードらしくて、わざわざデジタル化しなくてもいいような気がしてきた。
 
 いかにも“団塊”世代のオヤジを狙った商品だが、ま、今回は、まんまとしてやられた。

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