シェフィールドの大学院に留学中の息子を訪ねて、女房と2人でイギリス旅行に行ってきた。
卒業式の終わった3月24日に成田を発ち、ロンドン・ヒースロー空港経由でエジンバラへ。エジンバラに2泊して、クロス・カントリー鉄道でシェフィールドへ。シェフィールドに1泊して、イースト・ミッドランド鉄道でロンドンへ。ロンドンに4泊して、4月1日朝に東京に帰ってきた。
往復の航空券からホテル、イギリス国内の鉄道まで、すべて女房が事前に格安価格で予約したまったくの個人旅行。
当初はヒースロー空港に息子が迎えに来てくれて、一緒に移動するはずだったが、復活祭の長期休暇が大幅に遅くなったため、ヒースローからエジンバラへの移動、エジンバラでの観光、エジンバラからシェフィールドへの移動は、夫婦2人のおぼつかない英会話で凌がなければならなかった。
ヒースロー空港での乗り継ぎなど危ないところもあったが、何とか乗り切れた。
まずは、エジンバラ空港のエア・ブリティッシュ機。私たちが乗ってきた飛行機である。
預けた荷物が出てこなかった時の英語でのクレームが一番心配だったので、想定英会話まで準備しておいたのだが、無事に荷物は出てきた。
日付は「3月25日3時06分」となっているが、これは日本時間で、現地時間は9時間前だから、まだ3月24日の18時06分である。
空港でタクシーを拾って、エジンバラ市の中心地のホテルに向かう。
残念ながら乗ったタクシーは典型的なロンドン型タクシーではなく、日本車のSUV型だった。しかし運転手は親切で、行き先もすぐに了解した。
窓から眺める街並みは、バーナビー警部などで見慣れたいかにもイギリス風の家が続く。
30分足らずで、ウェーバリー駅の南側の“ジュリーズ・イン”(JURYS INN)に到着。
一番最初にアップした写真は、ホテルの部屋から眺めたウェーバリー駅の時計塔。これも日付は「3月25日15時29分」になっているが、現地では3月25日の午前6時29分。
到着してすぐに、駅に出かけてみる。
エジンバラ市の中心駅であるウェーバリー駅は、外観は昔のままのレンガ造り。駅舎の中は、いかにもヨーロッパ映画に出てきそうな雰囲気のあるクラシックな駅だった。
ゆったりとした落ち着いた声で出発列車の案内のアナウンスが場内に響いていた。出発時刻、プラットフォームの番号、行き先、停車駅しかアナウンスしないので、きわめて分かりやすい。日本の駅の案内はごちゃごちゃとよけいなことを喋るので、外国人にはかえって肝心のことが聞き取りにくいだろう。
駅の南東側には駐車場がある。
とめてあるクルマも走っているクルマもほとんどがコンパクトカーばかり。日本のようにベンツやBMWをそこらじゅうで見かけることはなかった。
本日最後の1枚は、同じくホテルの窓から眺めたエジンバラ市庁舎。
ホテルからは駅および鉄道の線路を挟んだ向こう側(北側)のカールトン・ヒルのはずれにある。
古い建物をそのまま市役所として使用していた。夜じゅう窓の明かりがともっていたので、仕事熱心なのかと思っていたら、どうやらセキュリティのためにつけてあるだけらしかった。
大容量のSDカードを買って、数百枚の写真を撮ってきたので整理がつかない。しかも帰国した翌日4月2日から大学院、翌3日からは法科大学院の講義が始まっているので、なかなか時間が取れないけれど、少しずつ書き込みます。
2014/4/4 記