うす曇、25度、81%
今年は気温が上がりきらない。1968年以来の涼しい香港だそうだ。
もう少し暑くなると、パンの発酵がラクになるのに。
パンの発酵のときのにおい、焼成しているときのにおい、どちらも幸せな気持ちにしてくれる。
そのときそのとき、凝って作るパンがある。
25年ほど前、食パンを作り始めた。どんなに、きちんと量って作ってもうまくできない。
手持ちの型とドフの量がうまくつかめない。型からはみ出したり、ドフが少なくて上蓋まで届かなかったり。出来損ないのパンを当時飼っていた、テツという犬と毎日食べてものだった。
パンを焼くときは、お菓子を焼くときと違って私にとってはほんとに余裕のあるときのようだ。
時間だけではなく心の余裕も。
ムクムクと膨らむパン。きれいな狐色に色づくパン。
イーストって言う生き物のおかげでパンも生きている。
家人とパグ犬モモとの生活、今はパンの焼けるのを待ってくれているのはモモかもしれない。
こうして、オーブンの下で、焼きあがるのを待っている。
誰かが待っていてくれること、誰かのために自分が生きていること、誰かにありがとう。
今年は気温が上がりきらない。1968年以来の涼しい香港だそうだ。
もう少し暑くなると、パンの発酵がラクになるのに。
パンの発酵のときのにおい、焼成しているときのにおい、どちらも幸せな気持ちにしてくれる。
そのときそのとき、凝って作るパンがある。
25年ほど前、食パンを作り始めた。どんなに、きちんと量って作ってもうまくできない。
手持ちの型とドフの量がうまくつかめない。型からはみ出したり、ドフが少なくて上蓋まで届かなかったり。出来損ないのパンを当時飼っていた、テツという犬と毎日食べてものだった。
パンを焼くときは、お菓子を焼くときと違って私にとってはほんとに余裕のあるときのようだ。
時間だけではなく心の余裕も。
ムクムクと膨らむパン。きれいな狐色に色づくパン。
イーストって言う生き物のおかげでパンも生きている。
家人とパグ犬モモとの生活、今はパンの焼けるのを待ってくれているのはモモかもしれない。
こうして、オーブンの下で、焼きあがるのを待っている。
誰かが待っていてくれること、誰かのために自分が生きていること、誰かにありがとう。