うす曇、23度、98%
我が家のパグ犬モモはこの1月で6歳になった。
彼が我が家に来たのは、9ヶ月のとき。
ケンネルから買ったにしては、可愛い時期をもう過ぎていた。
私が、モモを始めてみたのは2004年5月のはじめ。
月に一度行く、サウスサイドに向けて車の中からケンネルの表ウィインドーにいるパグを見た。
めったに通らない道だけど、我が家から歩いて20分のところ。
翌日、歩いて行ってみた。お店が開いたばかり、ウィンドーのパグは、表に背を向けたまま
しっかりと店の中を見ている。朝ごはんを待っていた。
外で見ている人のいることなど気づくはずもなく、無心でドッグフードをを食べた。
店に入って、何ヶ月か、男か女か、値段を聞いてその日は家に帰った。
その前2年近く、私はずっとパグが欲しかった。
小さい頃から、いつも犬がそばにいて、結婚してからも2匹の犬を飼っていた。
ところが、香港では、20数年前はペットで犬を飼っている人などほんとに少なく、その上、ペットは飼えないマンションが多かった。
パグを始めて意識したのはナショナルジオグラフィックの小さな記事。チップを入れて、ドーバーをわたる犬。映っていたのは黒パグ。
香港でも犬を飼うのがだんだん流行ってきて、ペットショップも増え始めていた頃だった。
家人に、パグを飼いたいと言うと、決まって、旅行のときにどうするか、と反対にあった。
彼も動物は好きなのに。今回も同じ理由でだめ。
あの夏は特に暑くて、6,7,8月と月一度行くところにご無沙汰していた。
9月にはじめ、久し振りにケンネルの前を通る。あら、パグがいる、けど新しくやってきたのか
一瞬考えた。でも、随分大きい。もしかしたら、4ヶ月前のパグかもしれない。
気が気でなく、夕方ケンネルをたずねる。やはり、前に見たパグだった。
暑い夏中、このウィンドーのところにいたんだと、哀れになる。
再びケンネルにいるパグを見た週の日曜日、私は家人を香港大学を抜ける道に散歩に誘った。
大学を抜けた下の大通に目指すケンネルがある。
まだいる。いつも表に背を向けて中にいる世話をしてくれる女性を見ている。
家人と店に入り、月齢とオスかメスかと値段を聞く。
「飼ってもいいよ。」と。 ところがそう言われると、急に迷いだした私。
そのまま、店を後にした。日本ではペットショップの動物は、1歳を過ぎると処分されると聞いたことがあった。香港ではどうか知らない。その晩ほとんど寝ないで、明日行って、まだいたら
飼うことにしようと、独りで決めていた。
翌、月曜日、家人が出た後、犬が飼えるように家の準備をして、自分の仕事に出かけた。
仕事場からそのまま、かのケンネルへ直行。
待っていてくれたんだと思うように、ウィンドーの中にいる。
こうして、モモは我が家にやってきた。
2004年9月21日、モモが我が家にやってきた日の写真。
モモという名前は、前の晩考えたもの。
正式な名前はボボ。お店のおばさんは、「べびちゃい」と呼んでいた。
我が家のパグ犬モモはこの1月で6歳になった。
彼が我が家に来たのは、9ヶ月のとき。
ケンネルから買ったにしては、可愛い時期をもう過ぎていた。
私が、モモを始めてみたのは2004年5月のはじめ。
月に一度行く、サウスサイドに向けて車の中からケンネルの表ウィインドーにいるパグを見た。
めったに通らない道だけど、我が家から歩いて20分のところ。
翌日、歩いて行ってみた。お店が開いたばかり、ウィンドーのパグは、表に背を向けたまま
しっかりと店の中を見ている。朝ごはんを待っていた。
外で見ている人のいることなど気づくはずもなく、無心でドッグフードをを食べた。
店に入って、何ヶ月か、男か女か、値段を聞いてその日は家に帰った。
その前2年近く、私はずっとパグが欲しかった。
小さい頃から、いつも犬がそばにいて、結婚してからも2匹の犬を飼っていた。
ところが、香港では、20数年前はペットで犬を飼っている人などほんとに少なく、その上、ペットは飼えないマンションが多かった。
パグを始めて意識したのはナショナルジオグラフィックの小さな記事。チップを入れて、ドーバーをわたる犬。映っていたのは黒パグ。
香港でも犬を飼うのがだんだん流行ってきて、ペットショップも増え始めていた頃だった。
家人に、パグを飼いたいと言うと、決まって、旅行のときにどうするか、と反対にあった。
彼も動物は好きなのに。今回も同じ理由でだめ。
あの夏は特に暑くて、6,7,8月と月一度行くところにご無沙汰していた。
9月にはじめ、久し振りにケンネルの前を通る。あら、パグがいる、けど新しくやってきたのか
一瞬考えた。でも、随分大きい。もしかしたら、4ヶ月前のパグかもしれない。
気が気でなく、夕方ケンネルをたずねる。やはり、前に見たパグだった。
暑い夏中、このウィンドーのところにいたんだと、哀れになる。
再びケンネルにいるパグを見た週の日曜日、私は家人を香港大学を抜ける道に散歩に誘った。
大学を抜けた下の大通に目指すケンネルがある。
まだいる。いつも表に背を向けて中にいる世話をしてくれる女性を見ている。
家人と店に入り、月齢とオスかメスかと値段を聞く。
「飼ってもいいよ。」と。 ところがそう言われると、急に迷いだした私。
そのまま、店を後にした。日本ではペットショップの動物は、1歳を過ぎると処分されると聞いたことがあった。香港ではどうか知らない。その晩ほとんど寝ないで、明日行って、まだいたら
飼うことにしようと、独りで決めていた。
翌、月曜日、家人が出た後、犬が飼えるように家の準備をして、自分の仕事に出かけた。
仕事場からそのまま、かのケンネルへ直行。
待っていてくれたんだと思うように、ウィンドーの中にいる。
こうして、モモは我が家にやってきた。
2004年9月21日、モモが我が家にやってきた日の写真。
モモという名前は、前の晩考えたもの。
正式な名前はボボ。お店のおばさんは、「べびちゃい」と呼んでいた。