チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

トタンのジョウロ

2023年06月14日 | 身の回りのもの

曇、23度、94%

 7年前の春、この家の庭に咲いた春の花は大きなタンポポが一本。花が咲く木は梅だけでした。「庭を作る」大きな仕事が待ち構えていました。近くのホームセンターで、取り敢えずの庭仕事の道具を買いました。シャベルや長靴、散水ホースと一緒にプラスチックのジョーロも一緒でした。

 草を植え、木を植え、季節は巡ります。伸びた木は切り、種を蒔き、少しずつ庭らしくなりました。苗を植え、木を植え、種を蒔けば水遣りは大事な日課です。その日課を支えてくれたのは、 このブルーのジョーロです。家をぐるりと回る庭、このジョウロを持って水遣りします。ジョウロはいつも庭に出しっ放し、冬の寒さも夏の日差しもお構いなしでした。昨年あたりからプラスチックの劣化でヒビが入ったり欠けが出始めました。ホースではできない細かな作業もジョーロならではの仕事をします。まだ十分に使えますが、ある日突然底が抜けるかもしれません。新しいジョーロを買いました。

 トタンでできたジョーロです。ブリキでなくトタン屋根のトタンです。素っ気ないほどの形が気に入りました。重さもさほど感じません。この6年間で私の腕の力はぐっと下がっています。持ち手の位置による重さの加減がこのトタンのジョーロはうまく加減されています。ジョーロの一番の見せ所は、種蒔きのあと新芽が出てからの水遣りです。青菜の芽が出始めています。柔らかな雨のような水を播きました。「いいジョウロだ。」値段は1800円ほどです。プラスチックとさほど変わりません。いい買い物をしました。

  丸6年、毎日私と一緒だった古いジョーロは捨てるに忍びません。しばらくはこの2つのジョーロを両手に庭を回ります。やっと庭らしくなった我が家の庭です。

コメント (2)
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