チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

傘のハンドルが折れる

2024年06月23日 | 身の回りのもの

雨、28度、89%

 日本に帰国したら、軽くていい「折りたたみ傘」を買おうと思っていました。たとえ中国製でも日本で売られている「折りたたみ傘」は、軽い、丈夫、いいものがあると思い込んでいました。そして、帰国後、早々に揃えたものの一つが「折りたたみ傘」です。普段使いの超軽量、もう一つは、外出時用のバンブーのハンドルがついたものです。

 超軽量の傘はモモの通院時に大活躍しました。ところが一年も経たず強風の日に骨が曲がりました。修理を頼もうとあちこち当たりましたが、「折りたたみ傘」の骨の修理はどこもやってくれませんでした。超軽量は持ち運びに便利でしたが傘の広さが狭く肩先が濡れることもありました。一方、やや重いけど柄とバンブーのハンドルが気に入って求めた傘は大事に外出時のみ使います。滅多に使わずにいました。大事な傘です。

 普段は30年ほど使っている「長傘」を2本使います。「透明傘」の安全性も認識しているのですが、乾きの悪さ、チープな見た目がどうも気に入りません。貰い物などいく本かありますが、壊れたらすぐに捨ててしまいます。「透明傘」を直して使うなど考えたことがありません。

 先日、雨が来るかもしれないと、外出時にバンブーのハンドルの傘を助手席に放り込みました。信号待ちしている時、助手席に目をやると砂粒のようなものがいっぱい散らかっています。「何だろう?」パーキングに入れて傘を持つとハンドルがグラグラです。驚いてよく見るとバンブーに小さな穴がいくつも空いています。「虫食い」です。 腹立たしいやら、悲しいやら。

 「傘の修理」をしてくれるところが少なくなりました。「傘修理」と看板をあげている店などありません。靴の修理のチェーン店でも「傘の修理」は限られた範囲だけです。今回は「折りたたみ傘」の骨ではありません。ハンドルの付け替えです。同じようなバンブーに付け替えて欲しいと、傘の専門店に電話しました。福岡の中心部にあるアーケード街、子供の頃はここがいちばんの繁華街でした。もうすぐ大規模ビルの開発が進むそうです。この商店街に子供の頃からある「傘屋」があります。よく商いを続けてこれたと感心します。くるくると回してつけたハンドルではないので、電話では「まずは見てみます。」とのお返事でした。

 30年は使う「長傘」二本、一本はイギリス製、もう一本は中国製です。「石突」と呼ばれる突ペンが取れてはいますが丈夫です。 木のハンドル。ぐらつきもありません。 パラソル自体が緑の葉っぱ、ハンドルも葉っぱの形です。丈夫で長持ち。

 傘は玄関の棚にしまっています。バンブー好きな虫が喜んで食べたのでしょう。明日、銀行に行くついでに「傘屋」に修理に持って行きます。「どうか直りますように。」

コメント
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