曇、18度、83%
庭の「ビワ」の木は高いので実が取れません。上の方の「ビワ」はカラスや鳥たちにと決めています。鳥たちは目敏く一番熟れていそうな「ビワ」から食べます。「ビワ」の枝が揺れている時は鳥たちの食事中です。食べかけの「ビワ」はポトポトと落ちて来ます。昨日はその落ちた「ビワ」を食べに珍しく「メジロ」がつがいでやって来ました。 一見「ウグイス」のようですが、「ウグイス」より美しい「メジロ」です。啄んだ後の「ビワ」を夕方の掃除まで放って置きました。
夕方庭に出たココ、「ビワ」の食い散らかしを匂います。ココは子供の頃、「ビワ」を食べました。硬い葉をカリカリと噛んでいることもありました。ここ数年、「ビワ」が落ちていても見向きもしなかったのに、大きな種をカリカリと噛み始めました。「ビワ」の大きな種が喉に詰まってはと取り上げました。どうも食べたい様子です。「ビワ、取ってあげるね。」
3メートルほど伸びる果物取りのハサミを出して来ました。 ハサミの先には「ビワ」がついています。小ぶりですがよく熟れています。皮と種をとって、「ココ、食べる?」
匂った後一口でパクリ。 気道が短いために、呼吸が荒くなることがあるので、医師に「ダイエット」を言い渡されています。あまりに食べたそうなので、もう一つ、「ビワ」を剥きました。
北庭の「梅」はたくさんなっても誰も見向きません。鳥たちも「梅」の渋さを知っています。ココも落ちてる「梅」を匂うだけです。ココの「ビワ」食いが戻って来ました。「ココ、今日もビワを取ってあげるよ。」ココに庭からの贈り物です。