曇、15度、70%
9月に入って、「布袋草」の葉が大きく成長しているのに気付きました。例年の倍ほどにまで高くなっています。表の甕も裏の甕もどちらも同じくらいに伸びていました。徒長と言うのでしょうか、見苦しくさえ見えます。しかも甕の淵から溢れんばかりに根を張っています。
この夏は暑さも厳しく、雨が続いた時期もありました。10月に入っても数日前まで30度を越す状態でした。気候が植物に影響を及ぼしているのは明白です。我が家ばかりではないだろうと、お彼岸のお墓まいりの折、霊園下の「布袋草」の池を見ました。 こちらも水面いっぱいに繁茂して徒長していました。葉が伸びる、根元の空気袋が丸ではなく楕円に膨らみます。大きく育つと「布袋草」の姿は美しくありません。
先日、地元のニュースでお城のお堀の「睡蓮」が例年より背が高くなって、堀の横の道を歩く人の背丈にまで育っていると知らせていました。キャスターも今年の福岡の異常気象に触れていました。車をお城付近に走らせた時、速度を落として見てみると確かに鬱蒼とお堀いっぱいの「睡蓮」でした。
我が家の布袋草は11月ごろまで花をつけます。昨日から急に気温が下がりました。秋空の下、黄色くなり始めた葉陰に「布袋草」の花が見えます。いつもはすっきりと花が茎から立ち上がるのですが、伸びすぎた葉に埋もれて見えます。 「布袋草」の花は一日花です。今日はもうしぼんでいます。気候の変動が及ぼす変化を目の当たりにした思いです。
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