晴、11度、86%
義母の携帯が「7G」対応なので今年の2月末には使用出来なくなると通知を郵便で受けたのは昨年末でした。そのことを電話で義母に伝えますが、「7G」の意味もわかない高齢者です。「機種交換」「契約更新」が必要だと言っても「何でね?」との返事でした。3月に入ると、義母から「電話の調子がおかしい。」と幾度も言って来ます。施設の職員の方に日に数回「電話が故障している。」と言うらしく、施設から「どうにかして欲しい。」と電話が私に入ります。
携帯電話の手続きは名義人本人が出向くのが基本です。でもどうにかしてくれるだろうと、施設側に「私が施設に行った折に義母の携帯を渡してください。」と頼んだのは3月の初旬でした。ところが義母は「渡さない。」と言っるそうでした。その頃までは1、2分の通話なら出来ました。全く通じなくなって、3週間、今一度施設の方に「私に渡して欲しいと。」義母に伝えてもらいました。流石に通じないので今回はすんなりと手渡したようです。
事前にソフトバンクに電話を入れると、「ご本人様以外の対応はお断りしております。」と剣もほろろ。別の営業所に電話を入れ事情を説明すると、「お越しください。どうにかやってみます。」と返事をもらい、予約を入れました。今はなんでも予約制です。
約束の時間に出向くと、応対の女性は電話を受けてくれた男性から事情を聴いているらしく速やかに手続きを進めてくれました。もちろん、義母と私の間柄証明などは持参していました。いよいよ機種選びです。「4G」対応なのでスマホです。高齢者が使いやすいと開発された機種から選びます。義母が使う機能は「電話」だけです。それでも今やスマホタイプしか売られていません。好みそうな明るめの色を選びました。スマホですからSIMカードも入っています。契約料金はそれなりに高額となりました。
最近はスマホ本体と充電器は一緒に売られていません。この営業所では「充電器」が新学期の買い替えもあって売り切れとのこと、家に帰る途中、大型電気店で「充電器」を買いました。早速セットアップします。ボタン一つでかけることに機能に家族の電話を入れるだけです。すぐに義母に届けました。 受け取りに出て来た方に、本体横のスイッチを押して、画面下の番号を押せば私なり義姉に通じると伝えました。確かに便利に出来ています。
古い携帯よりずっと軽く寝たままでも使えそうです。 古い携帯は6年ほど前に義母と一緒に買い求めたものです。これからはどんな高齢者でも「スマホ」を使う時代に入ったことを実感します。
コロナで通常の手続きが出来ない中、機転をきかせてくれた営業所の方に感謝です。
私たちが高齢になる頃にはもっと簡易な操作のものが出てますよ!声かけひとつで電話が出来たり。実際義母には不要な機能ばかりです😄
数年前、主人の父が亡くなる直前に経験しました。
義父が株を現金化しようと言うので、証券会社に義母と出向きました。当時は主人はフィリピンに赴任中で義母は私にお願いと申します。入院中の義父の症状を説明すればなんとかなるだろうという、私の甘い考えは通用しなかったです。結局、証券会社の方が病室に来て本人の意志確認してからになりました。もちろん意志確認は必須と分かっていますが、本人が電話口で言っているのに、症状も重いのに、どうして?と疑問が残った記憶があります。
お義母さまのスマホ、画面が大きくて使い易そうですね。私が欲しいわ。