雨、2度、82%
青い小鳥のマークの「Twitter」が黒い「X」に変わったのいつだったでしょうか?「facebook」や「Instagram」とスマホの画面も煩わしくなりました。60歳半ばを越した私はそうした繋がりが少し煩わしくなりました。身辺を軽くしたいそういう思いから、「X」をスマホの画面から消しました。アプリ自体葬りました。何ら不自由なくこの数年過ごしました。
今年年明け2日のことです。私のブログ元「goo blog」に記事がポストできなくなりました。PCでも開きません。数時間おいても一向に状況は変わりません。遠くにいる主人や友人から私の「ブログ」が出てこないと連絡を受けました。ちょうどお正月で帰宅していた息子にその旨を話すと「サイバー攻撃を受けたみたいだよ。」と返事。「何で調べたの?」「X。」
息子の「X」という返事に急に2011年の「東北大震災」の時を思い出しました。当時私はまだ香港にいました。息子は東京です。日本からのニュースは全部「震災関連」のものだけに切り替わりました。息子の安否を知りたいと「電話」を入れます。発生当初でししたので運よくつながりました。ところが数分後には電話は不通になりました。次に試したのが「Twitter」でした。息子の所在や様子が流れて来ます。震災後しばらくは「Twitter」でしか息子と繋がることができなかったのです。後で知ったことですが、震災をいち早く世界に流したのも「Twitter」だったそうです。
「Twitter」の時系列に情報を流してくれるのはその時を知るには最適です。「goo」の不調から数日後、「tenki.jp」がやはり開きません。スマホをシャットダウンしても開きません。そこで「X」を再インストールして調べました。出てます、出てます。多くの方が使う天気アプリ「tenki.jp」もサイバー攻撃を受けたらしいと「X」で知ります。私のスマホの不調ではありませんでした。
情報を得る情報源として「X」を使おうとスマホの画面に戻しました。「その時を知る」時系列だからこそできる技です。様々な「情報」に左右される年齢ではありません。でも何が起こるかわからない今、「情報収集」の手段として「X」を再評価しました。