雨、23度、84%
大きな箱に木のおもちゃが入っています。雨降りで家でゆっくりしていたので箱を開けてみました。40年前の息子のおもちゃです。木のおもちゃは手に取ると温もりがあるように思います。色鮮やかな汽車と白木のレールのセットです。レールをつなげてみますが、どこか部品がなくなっているのかうまくつながりません。全部残していたつもりですが、いつの間にかなくなっていたようです。記憶ではレールを広げると畳半分ほどの広さになるはずです。汽車や貨車は磁石で連結されます。素朴なおもちゃです。
「ブリオ」というスウェーデンのおもちゃ会社のものです。今では「イケア」でもそっくりなものが売られています。小さな子供が手に取るのに程よい大きさ、視覚に映る鮮やかな色は小さい子供のおもちゃの基本のように思います。
孫が女の子だったので手元に残したままでした。息子はこの「ブリオ」で遊んだ時期が短かったように思います。頂き物の電池で走る「プラレール」に興味が移りました。今の子供たちのおもちゃは遥かに種類が増えています。子守代わりに使われる「スマホ」も幼児期からのおもちゃです。木のおもちゃはだんだん省みられなくなるのかもしれません。
汽車や貨車だけを家に飾ってみました。 雨の日の家の隅っこに明るさがが戻って来ました。
場所取りなレールは始末することにします。40年箱にしまってあった木のおもちゃが温かさを連れてこうして箱から出て来ました。
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