チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

冷たい鶏のスープそうめん

2022年08月25日 | 昨日のお昼ご飯

晴、26度、90%

 ニンニク、生姜をたっぷりのせて鶏のもも肉で「蒸し鶏」を作ります。蒸し過ぎずに柔らかくできた「蒸し鶏」はさっぱりとして夏の食卓に上ります。「蒸し鶏」を作ると蒸し汁が蒸し器の底にたまります。この蒸し汁を取り置いてスープとして使います。いったん冷蔵庫に入れ上に浮いた脂を取り除き時にはゼラチン状になったスープです。いつもは温ためてお素麺を入れるのですが、暑い日のお昼ご飯に冷たいまま「スープそうめん」にしました。「山椒の酢漬け」を山のようにのせます。スープですから喉越し良く食が進みます。

 「蒸し鶏のスープ」は温かくても冷たくても、ひとくち口にすると滋味を感じます。ゆっくりゆっくりレンゲでスープを味わいます。ニンニクと生姜の香り、薄塩、鶏の旨味全てが一つとなって、体に染み渡る感じです。このスープを飲むたびに思い出すものがあります。「鶏精」という鶏エキスです。 料理用ではありません。産後や体調が思わしくない時にこれを飲みます。サプリメントのようなものです。香港では薬局で売られていました。漢方的な体の補い方です。「鶏エキス」に生薬入りで小さな瓶ですがいいお値段します。40代の頃、体調の優れない時期がありました。主人が「鶏精」を買って来てくれました。6瓶のケース入りです。ゆっくりと効果が出て来ます。在香中、よくお世話になりました。「鶏」は世界中で食用にされています。生産性がいいばかりか中国では元気になる食べ物として扱われています。

 中国の一番美味しいスープは「雲南ハム」などを蒸して作ります。この「清湯」と言われるスープは極上のスープです。我が家の「蒸し鶏スープ」は私のこうした香港での食体験から捨てずに使うようになりました。暑い日、体力を消耗します。「蒸し鶏スープ」は体の中から元気を蘇らせてくれます。しかも美味しいスープです。

 


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