曇、10度、68%
福岡の桜はどこも今が満開、昨日は「花冷え」「花曇り」の一日で花の見頃は続きます。桜は心浮き立たせる花です。家でも朝庭に出ると必ず新しい出会いがあります。芽吹き、開花を日々見つめます。その一つ一つから幸せをもらいます。
庭の「花蘇芳」が小さい花ながらいい色合いの花を咲かせました。「蘇芳色」の染料の花ではありません。花の後に出てくる葉の形もハート形に近く、木姿がいい木とは言い難いのですが、私が小さい頃から庭にあります。でも実はこの木はその子供です。3年前、親木は隣地との境の塀を壊すために止むを得ず切りました。ところがその翌年親木の側に出て来た小さな芽、葉の形から紛れもなく「花蘇芳」でした。ひょろりと今は私の背ほどの木に成長しました。
「花蘇芳」はマメ科の植物です。 こうして昨年の豆をまだ枝につけています。この豆が溢れて今の木が生まれました。もう一本、道側にも幼い木が誕生しました。植物の輪廻を感じます。
「花蘇芳」が咲いた日、 「ニラバナ」も開きました。5年前、友人からもらった苗は毎年花をつけてくれます。清楚な花です。
見上げるほどに成長した「月桂樹」も小粒ですが香りの良い花を咲かせています。葉の匂いとは違いやや甘さを感じる香りです。
先日咲き始た「タイツリソウ」、 いよいよ大漁のような花姿に成長しています。
そして、この夏も私のおやつ、 「イチジク」がもう育ち始ています。「イチジク」は花らしい花をつけません。お目見えはすでに実の形です。
庭からの春の息吹を感じます。さあ、今日はどんな出会いにがあるのかな。
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