曇、19度、68%
5月に入ると、朝起きて庭に降りると必ず新しい発見があります。「花が咲いた」「毛虫が出てきた」「知らない蝶が飛んでいる」毎日のそんな変化は心の糧です。
庭の片隅に寄せ植えで余った「セダム」多肉植物を地植えにしています。小粒の肉厚の植物はこの3年で50センチ四方ぐらいに増えました。一年中、黄緑のハンカチが落ちているように見えます。その黄緑のハンカチが昨日は黄色のハンカチに変わっていました。この時期「セダム」のうち数種類は花を咲かせます。上から見下ろすと、星型のような1ミリ程度の花が一面です。 「かわいい花姿ね!」とレンズを花に近付けました。レンズを覗いた私は、「きれい!」と感激しました。小さな花の精巧な作り、黄色ばかりと思っていたら小さな赤い点がポツポツ。こんな小さな花ですが、見事な作りをしています。
「セダム」なんてカタカナの名前がついていますが、元を正せば道端の「ベンケイソウ」の一種です。サボテンと掛け合わせた品種も作られていると聞きます。そういえば道端の「ベンケイソウ」も黄色い花をつけています。早速表の道に出て見ると、 丸みを帯びた同じような花が咲いています。やや大きめ、赤いポツポツは辛うじて確認できます。「セダム」ほどではないけれどかわいい花です。この「ベンケイソウ」道に面した庭にあちこち生えています。この花が終わり急に徒長すると私は全部引っこ抜きます。それでも2月の終わり頃から毎年顔を出してくれます。この強さが「雑草」と言われる所以です。
カメラ片手に道の横、庭の隅に座って花を見つめます。花の季節は一日が過ぎるのが早いこと。
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