紫の花
2022年05月19日 | 花
晴、16度、54%
紫色の花が好きです。春の花色ではないかもしれません。裏庭はバラのピンクや赤、オレンジ色でいっぱいでした。白の花も白の色合いで様々です。どの色の花も好きですが、我が家の庭には紫の花が少ないので、特に紫を求める気持ちが強いのかもしれません。
5年前帰国して驚いたことの一つが園芸品種の花が数多く作られていたことでした。「クレマチス」などその最たるもの、昔の「鉄線」と呼んでいた時代より色も花の形も多種多様です。今丁度、庭には「クレマチス」が咲き始めています。
大ぶりなこちら、 こんなに大きな「クレマチス」より小ぶりが好もしいと思います。 この色の深さ、大きさ、いいですねえ。よくよく見れば、黒に近い紫です。 紫も和の紫、洋風な紫を感じさせる花色があります。
「パッションフラワー」も数種咲いていますが、花の中央が紫のものがコントラストの強さから華やかに見えます。
例年数少ない「オキナグサ」 ポツンと一本、産毛を脱いで花が咲いています。小さな花ですが緑の中に一際冴えます。しばらくすると、白髪の老人に変身します。
少し前は「コスモス」の紫色も他の色に混じって咲いていました。「菖蒲」「かきつばた」の紫は日本の紫を感じます。
紫の花は庭に陰影を与えてくれます。黄色い花とは対照的、花色の妙を考えながら庭の配色を思案します。
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