チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

大根もち

2011年02月07日 | 料理

晴れ、18度、61%

 

  大根もち、飲茶で一年中食べることの出来る食べ物だけど、旧正月には、必ず食卓に上る。広東式の大根餅には、中華のソーセージが使われる。ちょっと油が強くにおいもある。私の大根もちは、台湾式。このレシピを教えてくれた友人が台湾の先生に中華料理を習っていたから。ソーセージの代わりに豚のひき肉を使う。

 大根を1キロから2キロ ただただ、薄く線状に卸す。

  沢山の干しえびと、ひき肉、お米の粉をあわせて、1時間ほど蒸す。

 旧正月前になると、市場で大根を5,6本、買って帰る人がいたのに、最近はそんな光景が少なくなった。香港のパンのチェーン店マキシムやスーパーにも真空パックのものが売られるようになったからだろう。家で作る大根もちと店のもとの違いは、大根の量。店で買ったものは粉っぽい。冬のあまい大根が一杯の大根もち。蒸しあげた物を、適当に切って、両面を少し多めのオイルで焼く。これだけでもおいしいものだが、からし醤油を添えるとまた、一味違ってくる。

 大根入りお焼きのような感じ。

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蒸餃子

2011年02月06日 | 日々のこと

晴れ、15度、64%

 

 お隣シンセンの蛇口に一晩泊まったときのこと。朝、寒さにもめげず、ホテルのコーヒーショップも尻目に外に出た、家人と私。きれいに整備されつつある町並みを、スターバックスや洒落たパン屋さん、マクドナルドのある広場を横目に、「きっとあるよね。」などといいながら、歩きます。

 このあたり白人の居住者も多いところ、そうは言っても、もちろん地元の人たちだって住んでいます。果物屋や、バイクの修理屋が見えてきました。あります、あります。

 日曜日の早朝、人影もまばらです。でもちゃんと、こうして人々のおなかを満たしてくれる食べ物屋が、店を開いています。たいてい、どこに旅行しても家人と二人のときは、こうして地元の食べもの屋を、朝から探します。中国の北のほうでは、朝早くから大きな肉まん。寒いときなど、湯気がモクモク。見るからに暖かそうです。

 この蒸餃子、福健料理の餃子の形。小さな店は若い夫婦がやっていました。デコラ張りの丸いテーブルが5つほど。背もたれのない折りたたみ椅子が、あります。

  結構なメニューの量です。こうした蒸餃子と、麺が主なメニュー。組み合わせるとかなりの数になるというもの。

  お値段にして、8個で8元。100円ぐらいでしょうか。熱々を運んできてくれました。麺とこの蒸餃子を食べる人、一人で、2つの蒸餃子を食べる人。皆あっという間に食べて出て行きます。メニューの一番初めが、この蒸餃子です。きっと、ここの名物なのでしょう。

 日本にいると、焼き餃子が主流。中国に入ると、水餃子、蒸餃子がメインです。上海料理で焼き餃子のメニューを見ることがあります。

 台所の設備のない家に住んでいると、一日3度の食事を、外で摂る事になります。こうして地元の人たちの住む界隈には、いつも、暖かな食べ物を出してくれる店が開いています。見渡せば、女性客は私だけでした。

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パグ犬モモ ピークへ

2011年02月05日 | もも

晴れ、13度、81%

 

 年初三。

 香港のお正月も今日まで。昨日は、香港島の太平山の頂上に行きました。ここはケーブルカーも通っていて、百万ドルの夜景が見られるという、観光スポットです。我が家から歩いて小一時間。でも、パグ犬もモモ一緒なので、行きは車で。

  パグ犬モモ久し振りに、リーシュを離してもらい、得意満面。

  頂上の周囲4キロほどの小道があります。

  パグ犬モモ、4キロも歩けません。

  この奇妙な建物、ピークの見晴台です。残念ながら、パグ犬モモは、入れません。そこで、

  スターバックスへ。

  ドーナツをください。

  ドーナツだけで足りないお父さんとお母さん、ワンタンメンを。パグ犬モモ、あいにく海老は苦手なので、ワンタンメンは結構です。

 帰りは下り、さあ、歩きましょう。

 おうちの近くで、騒々しい音。パグ犬モモ、興奮します。そうです、獅子舞。

  

 パグ犬モモ、吠えて吠えて、歩いて歩いて、ほんとに疲れました。

 

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旧正月 香港

2011年02月04日 | 香港

晴れ、12度、84%

 年初二。

 心想事成。これも、年初めの挨拶。字のとおり、心に思えば願いはかなう、といったところでしょうか。

 昨日、年初一に、香港島の南、リパレスベイへ行きました。山を越えただけ、トンネルを抜けただけで、とても暖かです。海岸の気温20度。

 このあたりは豪邸ばかりです。そして、観光ルートでもあります。

  海を見下ろすビラのような家。

  沖には、コンテナ船がゆっくりと進みます。

  ここには海の神様、天后さんが祭られています。天后さん、香港にはいたるところにいらっしゃるのですが、ここの天后さんとても大きいものです。日本の仏像とはちょっと違った趣で、目近で見ると、なんとタイル張りの像です。

  こんな狛犬もいます。大きさといい、色合いといい、日本の神社仏閣とは、一味も二味も違ったものです。

  この海岸、3月の終わりごろから、海水浴の人が出始めて、10月ごろまでは人が一杯です。古い映画「慕情」の撮影されたところとしても有名です。

 ここが、なぜ観光ルートなのかいまだによく分らない私ですが、ここで南シナ海を見て観光で訪れた人たちが、香港の違ったよさを感じてくれることを願っています。香港島の北、セントラルあたりから二階建てバスでも2,30分。トンネルを通るのと山越えのコースと二通りありますが、二階建てバスの二階に乗って行くのがお勧めです。

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恭喜発財 (コンフェイファッチョイ)

2011年02月03日 | 香港

曇り、13度、82%

 

 今日は旧正の第一日目。年初一。香港では、行きかう人は恭喜発財といって挨拶します。お金が儲かりますようにという意味の挨拶です。全く直截的で香港的ですね。他にも縁起のいい言葉を、要するに日本の四字熟語を並べ揚げ、挨拶します。

  利是。といってお年玉です。結婚していないともらえます。それ以外に日本で言う心付け。たとえば、私たちの住むマンションでウォッチマンをしてくれている人、掃除をしてくれている人たちにも、日ごろの感謝をこめて渡します。大きな金額ではありません。日本円で200円から1000円ぐらい。家を出るときは、ポケットかバックに必ず入れていないと困る利是です。

 2日前ぐらいから香港中、人が少なくなってきました。旅行に出かける人、移住した親戚をカナダやオーストラリアに尋ねる人。先祖のいる中国に戻り、家族総出で正月を迎える人と、さまざまです。毎日どこかしこと工事する大きな音も、すっかり鳴りを潜めます。

 今年は立春と旧正が重なった珍しい年だそうです。旧正のために用意した水仙が昨日から開き始めました。2月2日、昨日は私の父の41回目の命日でした。そして水仙の香りが好きな父でした。

   水盤に小石を置いて、球根ごと飾るのは香港式。まっすぐに伸びてくれるように、充分日に当てます。朝起きると、涼しい部屋に微かに香ります。

  私たちの住むマンションのエレベータールームです。

 金、赤縁起のいい色で町中が、華やかです。兎年、いい年になりますように。

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プルマンローフ

2011年02月02日 | パン

曇り、12度、76%

 

 プルマンローフ、何のことないプルマン型に入れて焼く、食パンのこと。珍しく、家人からサンドイッチが食べたいとの要望。早速、ご要望にお応えするべくパンを焼く。

 このありふれたパン、これがきちんと焼けるようになるまでどれ位かかったことか!パンを焼き始めたのが27年ほど前。今のようにパンを焼く器械なんてなかった。捏ねるのに機械を使うとすれば、餅つき機を使うようにと、その当時読んだ覚えがある。だから、手ごね。足を前後に開いて、体重をかける様にと、本に書いてあるように捏ねてみる。バターロールや、菓子パンの類はどうにかそれなりに焼けるものの、この、食パンとフランスパンだけはうまくいかない。

 発酵させるのも、冬はコタツで、などかいてあったけど我が家にコタツはなし、ただ、あの頃にしては珍しく、発酵装置つきのオーブンだった。

 失敗した食パンを、当時飼っていた犬のテツと私で食べる毎日。一年ぐらいしてやっと、きちんと角の入った食パンが焼ける。次の難関がスライス。2斤の型をずっと使っているが、今はちょうど20枚にスライスできるようになった。もちろん、波波の付いた包丁で。

 よく諦めなかったなと思う。パンの味は、粉によって変わることも、加減することも出来るようなった。日本にいると、いろいろなメーカーの粉が使える。東京製粉の粉が私の口には合っていた。香港では、日本の粉では日清製粉のカメリアしか手に入らない。でも、アメリカの、イギリスの、カナダの、フランスの、台湾の、タイの粉が香港では入手可能。

 香りも、味もそれぞれの国の粉で違う。このところの私の定番、カメリアをベースにカナダの粉を混ぜて使う。

  今はスタンド型のミキサーで捏ねている。香港に来て最初に買った電化製品がこのスタンド型のミキサー、メランジュール。それも今のは2代目。20数年前手こねで始めたパンつくり。手で捏ねたことがあるから、ドフの状態が分るのかもしれない、と思う。

  さて、明日からの旧正の休み、会社の方も見えるし、カナッペでも作りましょうか。

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2月のテーブルクロス

2011年02月01日 | 日々のこと

曇り、12度、75%

 

 今年の香港は寒い日が続きます。ダウンのジャケットを毎日着るなんていまだなかったことです。とはいっても、10度から15度のあいだを行ったりきたり、日本の寒さに比べたら、恥ずかしい限りですが。

 あさってから、旧正の休みが始まるので恒例の山登りは、5日に延期。

旧正の行事食である、大根餅を作ります。

 2月の額絵、さくらんぼのようにも見えるのですが、毎年この絵の意味だけが分りません。

 一月のテーブルクロス、白のオーガンジーにしていたところ家人が急に、白は寒いというので、月の半ばで暖色系のものに変えました。

  今月は、クレームが出ませんように。

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お隣シンセンで見つけた面白いもの

2011年02月01日 | 香港

曇り、11度、87%

 

 どこに旅行しても、必ず行くのが、市場とスーパーマーケット。シンセンにはジャスコが何店舗かある。ジャスコが出来る前はウォルマートに足を運んだが、なんと、中国向けウォールマート。当たり前なのに、アメリカのものがあってなどと、想像して行ったわたし。

 土地が広いからジャスコだって大きい。香港のジャスコの倍もあるかしら?ジャスコの開発商品も揃っている。家族連れで、シンセンに赴任している日本人も、以前のように香港に買出しに来なくても、生活できると思われるくらい、充実している。

 上の写真、春節の春の字をかたどった、鮨セット。香港の鮨ブームはつとに有名だが中国にも随分浸透してきている。香港でも、サーモンの鮨、刺身は大うけ。私も大好きだ。

   これ何なの?って、思うような寿司もある。以前香港で、こんにゃくゼリーがのったすしを見たときには、驚くより気持ちが悪かった。

  地元のお姉さんたち、小さめの細まきをパックにとって。

  ビールの朝日が、牛乳を!これからの中国の牛乳消費量は、うなぎのぼりといろいろな企業が参入し始めている。

 スパーを出て、上の階に。

  常設のスケートリンク。

  このタイムスリップしそうな入り口。映画館。

 物乞いの人だって、道端にいる。でも普通の人の生活が、こんなに急激に進歩している国は少ないだろう。古いものも好きな私、実は複雑な思い。ここに住んで育っていく人のことを考えると、こうした近代化は好ましいに違いない。異国の私のノスタルジーなんて、なんの役にも立たないし。この国の、計り知れない底力を大きなうねりとして感じる。

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